亢進症な生活

甲状腺機能亢進症(バセドウ病あらため甲状腺ホルモン不応症)と膠原病(SLE&シェーグレン)を併発した働き者。のんびりと♪

めまい、難聴、そして、やっちゃいけなかったエプリー法

2020-10-05 | 耳・鼻・喉
すっかりご無沙汰してしまいました。
感染症のおかげで、会って話せばすぐ終わることが進まなかったり、対策について意見を聞かれたりしてバタバタしていたということもあるのですが、いくつか書いた記事を間違えてまとめて消してしまい、ショックのあまり立ち止まっておりました。
でも記録の意味でもまたゆっくり書いていきます。

さて、2月末から3月に、目が回る症状と右耳の低音の聴覚が落ちてしまったところまでを書きました。結局、いつもの総合病院でプレドニン30mgのステロイド投与、内耳に貯まったリンパの水を抜くイソバイト、血流をよくするトリノシンなどを処方してもらいました。
さすがにプレドニン30mgだったので、3-4日目にはムーンフェイスが出てきて、頬づえをつくとほっぺたが身のつまった感じでむっちりしているのを感じだしましたが、ステロイド量が減ればすっとなくなって、やっぱりコロナ太りではなかったか!と安心しました。ムーンフェイスの時は、太った時の柔らかい膨らみとちょっと違いますね。

耳鼻科の先生に、めまいと難聴を繰り返したってことはメニエール病ってことですか?まだまだ繰り返しますか?と聞いたら、「診断名が欲しければ考えるけれど、2-3週間の間に数回起きるのは、まだ一連の発作と考えてよくて、繰り返しているとはみない。今は原因不明の内耳の問題でめまいと難聴が起きているということだけがはっきりとしていて、断定する段階にはない。」とのこと。なるほど!
メニエール病は周りでも時々聞くけれど、症状を繰り返すし、ピシッと効く治療もあんまりなくて、だんだん症状が進んでご苦労されていた方も知っていたので、うーーん、と思っていたので、少しほっとしました!完全に否定された訳でもないけれど。

そういえば、メニエール病で進んでいくと辛いかなぁとボンヤリと思っていたために、1つ、大失敗したことがありました。
似たようなめまいが起きるものに、「良性発作性頭位めまい症」というものがあります。内耳の三半規管の中で、平衡感覚をとるための耳石という小さな石がこぼれちゃったりして平衡感覚がおかしくなるというものです。これは繰り返しますが、どんどん悪化するというのは聞いたことがありませんでした。
うちの家族が時々なっていて、これが起きている時には、「浮遊耳石置換法」として、頭をぐるぐるさせて石の状態を整えてあげるエプリー法というのを1-2回すると、落ち着くことがあるのです。

メニエール病ではなくて、良性発作性頭位めまい症だ!と思い込みたくて、軽くめまいが出た時に、もしかして!という淡い期待で、やってみたわけです。
ただでさえ目が回っているときに頭をギュルンと回すのですから当然かもしれませんが、結局、激しく嘔吐して終了。しばらく目が回って、ひたすら頭の揺れを止めるみたいに1mmも動かないくらいじっとしていました。いやはや失敗でした。

結局、3月末には、耳閉感は残るものの、ひとまず会話が苦にならない程度の聴覚に戻りました。
そのあとも聞こえはよくなったり、悪くなったり、時には耳抜きしたみたいにすっきり聞こえたりを繰り返しています。めまいは、その後は自覚していません。

気になったらイソバイトとトリノシンを飲んでしのぐという感じが続きそうです。血行をよくしたり水をコントロールするなら漢方が得意な領域にも見えますが、まだまだお勉強中です。

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