星の上の馬鹿者

これは放浪記です。いろんなところに行っています。

振り返りに向き合えない昨今

2023-03-05 23:57:03 | 日記

3月5日  

 

昨日書いた通り、振り返りたいことが山積みではあるのだが結局のところ、今日の作業は過去に書いたモーニングページを数ページだけ読み返しただけで終わったのだった。何しろそのモーニングページとやらはA4ノートにびっしりと文字が埋め尽くされている始末で、こんなもの1ページ読むのにだって結構な徒労である。しかも自分の思うがままを書き殴っているだけのものであるから、文章力もクソもあったものではない。字も雑なので読みづらく、モーニングページの内容に対して興味が湧いてくる前に読む進めるのを諦めてしまった。そして今日、仕事以外では大したことをしないままで、また1日が終わりそうだ。この行動力のなさ、モチベーションの低さはどうあがいたって簡単に治るものではないらしい。もはや慣れてしまったこんな自分に今更嘆いたり苛立ったりすることもない。自分なんて所詮こんなものだともわかりきっているのだから。

 

でもやりたいことがこれだけ山ほどあって、そして前を進むごとに振り返るべきものが積み重ねられている事実は変わらないわけだ。だから絶対に取り組むべきことは、今まで書いてきたものを少しずつでも見返す作業になるわけだけれども、慣れていないことをするのって本当に大変なのだなと改めて痛感してしまった。おかしなことに、どう考えたって文章を書く作業よりも読み返す作業の方が楽なのに、自分は書く方に力を振り切りすぎて読み返す方が苦痛なのである。なんというか、読み返すと自分のできていないところ、間違えや不完全なところと向き合うことになってしまうのでそれが嫌なのだ。これができていない、あれができていないと、一々気付いてしまうことだらけになるともうやってられない。そんなことですら足掻くことのできない自分、自己肯定感に著しく欠けた点が弱みとして顕著に表れている。間違えなんて日頃からたくさんあるはずなのに。どうにかしてごまかしたくなる。

 

しかしいくらごまかしたって、見ないふりをしたって、いつかは向き合うべきものばかりである。もはやこの世の中自体がめんどくさいとついつい厭世が出てしまう。そんな方向に向かってしまうのもおなじみの流れだ。こうした厭世観に紛れ込ませたってやるべきことはやらなければいけないのは変わらないし、避けることのできない課題であろう。だから振り返りは絶対する。少しでもいいから挑戦することが大事なのだ。書くことないからとか言い訳せずに原稿用紙に向かうこともまた大事なのだ。そんな大事なことに囲まれて生きているのだと意識すれば、自ずと緊張感が生まれる。やらなければいけないことがたくさんある。だからちょっとでいい、一ミリでもいいから向き合うことに慣れていこう。そんな自己暗示をする昨今である。



コメントを投稿