星の上の馬鹿者

これは放浪記です。いろんなところに行っています。

旅立つ、少し前の

2022-03-30 18:54:13 | 日記

3月30日

 

久しぶりにブログを書きます。

ブログを書くことができるようになるまで、少し時間がかかりました。最後に書いたのは3月11日らしいです。今日までの2週間ほどの間に、私はたくさん葛藤し、考え、行動し、話し、たくさんの人と関わりました。

そしてこれから先は、また新しい土地へと向かい、新しい生活が待っています。約一年間という短い大阪生活も、今日と明日で終わりです。

4月1日から箱根の温泉旅館で働きます。以前にしたことのあるリゾートバイトを再び始めることにしました。

今まで関東に拠点を置いたことがないので、それもまた楽しみですし、同時に不安もあります。恐怖もあります。寂しい思いもするでしょうし、時には自分の目標を見失ってしまう、そんなことも十分にあり得ます。なんせ私は一人ですので、いつでもそのリスクは考えておかなければなりません。

でも、この大阪の土地でたくさんの人と知り合い、シェアハウスのみんなと仲良くなり、思い出と共に自分は成長できたと思います。まだまだ未熟者ですが、これから先の自分に少しだけ期待値を上げて行くような感じで、頑張っていけたらと思います。

 


春の憂鬱

2022-03-11 15:29:32 | 日記

3月11日

 

どんどんと春らしい気候に変わっていっています。

あっという間に3月の上旬が過ぎてしまい、そのうち大阪でも桜が見られたりするのでしょうか。私にとって桜のシーズンといえば、どちらかといえば憂鬱さとか、不安とかを連想するようなものだったりします。新生活が始まると、新しい環境に対してうまく対応していかなくてはならなかったり、慣れない仕事が始まって変に緊張してしまったりと、そんなしんどいことばかりを思い出すのです。

他の人にとってはそうでもないのかもしれませんね。高校生の新しい学生生活も、新卒で入った会社も、引っ越して新しい環境に変わった時も、人によっては心が躍るものなのかもしれません。私には真逆のように感じてしまいます。そりゃ多少は楽しみに感じることもありましたが、もともと対人関係に苦手意識をがあるのは変わりません。私はいちいち人に気を使いすぎるのでしょう。

最近のシェアハウスでの生活で、改めて気づいた自分のことでした。

ある日、いつものメンツで一緒にゲームをしていると、私は人に気を使い過ぎだと、一緒に暮らしている者からそんな示唆を受けました。

多分勝ち取りに行くべきゲームの対戦の中で、そんな遠慮が私の無意識にあったのでしょうか。自分が人に気を使い過ぎている、それに全く気づいていなかった訳ではありません。これでも自分本意に生きていたいと希望しているのですが、どこかで甘いのでしょう。

それで日常生活が特に問題なく送れたらいいのですが、私の場合は完全に問題だらけです。やりたいことが何もできたいないし、自分の希望を周りに知ってもらうこともない。当たり障りなく生きて行くことに労力を使っています。

嫌なものですね。

昨日、シェアハウスの運営に退去したいとの内容をラインで送ったのですが、返事が返ってきません。

どうなることやら。


変わり目の時期

2022-03-09 21:37:52 | 日記

 

3月9日

 

 

レミオロメンの日です。

そんなことないかもしれませんが、卒業を感じさせるシーズンです。私は暖かい日の当たる冬の終わりに身を預けながら、今の自分自身の変わり目にとてつもなく強大な不安を感じています。

定着した仕事もなく、住む場所はまだ決まらず、お金もない日々。それでもこうしてブログに今の心境を書き連ねる。少しでも自分の考えに整理をつけるためでもありますし、どこにも吐き出せない自分の気持ちをぶちまけてやりたい思いもあったりと。

久々に小説を読みました。

喜多川康という方の書いたものでして、私が読んだ作品は『運転者』という名前の長編作品になります。保険会社に勤める男性が、仕事も家庭もうまくいかないような状況の中で、ふと自分の目の前に、手を挙げていないのに停まったタクシーがありました。そして後部座席が開いたその中へ、まるで誘われるように乗ってしまいます。そのタクシー運転手は男性の運が好転するような場所に連れて行くという。

さまざまな場所に連れられて、そしてたくさんの人との交流で、運とは一体何なのかを悟って行く、

そんなお話です。

面白かったです。スタバで読んでいたのですが、思わず涙が出そうな場面もありました。シリアスすぎず、難しい描写もほとんどなかったので、スラスラ読めました。タイプ的には重松清に近いのかなとも思いましたが、もっとライトな感じだと思います。重松清はもっと家族に焦点を当てた作品が多いのですが、私が読んだ『運転者』は家族というよりも、人生に行き詰まる人たちに刺さるような、そんな内容だと思います。

ああ、運がいいとか悪いとか、嘆いたり羨んだりすることって多いけれど、結局はこの話の中で言われているように、運とはその人が使ったり溜めたり、あるいは他の人に繋げていったり、そんなふうにして世界を回って行く中での、媒体のようなものに過ぎないのでしょう。

というふうに作中で言われていたのか覚えていませんが、大体そのようなものだと自分は認識しています。今度喜多川康さんの講演が大阪で開かれるとのとなので、見にいこうかと思っています。皆様もよろしければ一度読んでみてください。

amazon unlimitedの読み放題で読めるかと思いますので、是非是非。

 

 


人と会う

2022-03-07 17:16:56 | 日記

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今一度、これからのことを考え直したりします。

それも昨日、Sさんと、以前交流会で知り合ったNさんという方と3人でスタバで話をしました。軽く雑談をするくらいに終わったのですが、そこで自分が今まで何をしてきたかの話などをしてきました。

久しぶりに、自分のことをたくさん話したような気がします。あまり自分のことを話す機会もあまりなくて、いつも誰かの話を聞いてばかりの毎日だったので、少しだけ開放感を味わうことになりました。Nさんはとても話を聞くのが上手な方だったので、つい勢いに乗って話をしてしまいました。

大学が終わって専門学校に行ったことや、お金がなくてどうしようもない時にリゾートバイトをするようになったこと、コロナでこれまたどうしようもなくなった時に友達の紹介で配達の仕事をすることになったこと、そして大阪に住むことになったこと、今シェアハウスに住んでいること。

ざっくりとした流れですがこんなことを話していました。それに応えるような形で、Nさんもまた軽い経歴のようなことを話してくださいました。九州出身だけれど就職の関係で大阪に来たこと、そのといろんな人と出会ったり読書をしたりするうちに起業をしようと思ったこと、現在は様々な事業をしていること、そのような話を聞いていました。

分かりきったことのような気がしましたが、改めて人にはいろいろな生き方があるのだということ、自分の生き方も自分次第で変えられることを、Sさん、Nさんに教えてもらった気がします。

私はことあるごとに本を読み、その度に知ることもたくさんありますが、人との出会いによって教えられることだってあります。今回は私が流れのような形でリゾートバイトにいこうとしていることに対して、少しだけ歯止めのようなものがかかったように思います

ああ、歯止めといいましても決して悪い意味ではありません。もう少し腰を据えてこれからのことを考えてもいいのではないかと、そんな焦らなくてもいいのではないかという、そんな助言のようなものでした。

結局大阪を出るのは20日以降になると思います。20日までには、運営にシェアハウスを出る旨を告げなければなりませんし、退去するために荷物をまとめて、さらには区役所等でやり残している手続きもしなければなりません。

なかなかお忙しい中ですが、頑張ります。

 

必然を、偶然を、全て自分のものにできたなら・・・