休みが取れたので一泊二日で伊豆大島へ
平日の早朝、お気に入りのスニーカーライトSNL186で都心を抜けて
竹芝桟橋から時速80Kmのジェット船で10時前岡田港に到着。
ターミナルで適当にパンフを調達して走り出す。
ネットでは時計回りが無難とあった。
いきなり上り基調も久々のサイクリング。
ルンルン気分でホーホケキョ、うぐいすのさえずりが耳に優しい。
勾配はきつくないが徐々に高度を稼いでいく。
時々忘れた頃に車が通り過ぎるだけ。
まもなく聞こえてくるのは鳥の声とハアーハアゼーゼーと苦しそうな(苦しい)息づかいだけ。
せめての慰みはジージーと鳴くセミがいなかったことだ。
何処まで続くかこの上りコンチクショウ。
途中脚がつってきた。2時間ほど走って泣きが入ってきた頃
ようやく下りが始まる。
波浮港まで長い下りを楽しむ。時計回りでよかった。
見晴台から眼下に波浮の港を眺める。
有名な港、上ることを思うと根性なしのおっちゃんはスルーを決め込む。
14時ころ元町港、この時間帯フェリーターミナルは閑散としている。
脚はガクガク、疲労と水分の取りすぎで食欲がない。
思えば出航前のカレーだけだ。
山腹にある宿泊先までの難関を考えて、缶ココアを無理やり飲み込んで
しばらく休憩する。
三原山登山道路、勾配は緩やかだが今のおっちゃん漕ぎ出すと脚がつりはじめる。
しかたないのでペタペタと押して歩くも脚が重い。頭の中が真っ白になる。
途中、宿泊先の送迎バスが下っていく、当然客を乗せて戻ってくる。
戻ってきたとき運転手が横に止めて「宿にお泊りですか、大変ですから
乗っていきませんか」と声を掛けられたら絶対お願いしますと言っただろう。
しかし希望もむなしく、うなりをあげて通り過ぎて行った。
打ちのめされ悲惨な思いで再びペタペタと押して歩いた。
ようやくたどり着いた三原山温泉ホテル。
速攻温泉に入るも大浴場にたった一人。
湯温はぬるいのでなが湯にもってこいだが、なんとも落ち着かない。
島で海水が混じっていない唯一の温泉らしい。
何年ぶりかの温泉を満喫した後の夕食も豪華で人目もはばからずガツガツ
食す。
翌朝遅いチェックアウトで昨日押して歩いた道を元町港まで下る。
豪快なダウンヒルだ、最高。
元町港から岡田港まで海沿いの道を走って大島一周道路で元町港まで戻った。
観光案内所の前のすし屋で早めの昼食、うまかった。
次に来る機会があればまた寄ってみたいお店だ。
夕方のジェット便までの時間をまったりと過ごす。
海沿いのベンチで昼寝と読書を決め込む。
こんな感じの道路を上ったり下ったりくねったり、いつも鳥のさえずりが聞こえてくる。
所々の擁壁に貼ってある看板、現在地がわかる。
斜面番号24とある、いくつまで番号があるのだろう。
斜面番号収集ツアー、いいかも。
三原山登山道をペタペタと、ホテルまでもう少し。
御神火温泉先の海沿いにあったベンチで昼寝をしながら読書としゃれこむ。
宮本輝の道頓堀川、内容を忘れた頃に読んでいる愛読書。次に読むのは十年先か。
ここでもうぐいすが鳴いていた。
ふと野宿をするには最高の場所だと思った。
平日の7月10日、梅雨の合間の暑い日に伊豆大島に上陸。
ジェット船はちょっと飛ばしすぎかなと思う快速電車並みで乗り心地は悪くない。
船着場(特に元町港)からターミナルまで輪行袋を担いでの移動はきつかった。
大島一周道路の大半で海が見えず路面状態の良い奥多摩、秩父といった感じ。
車も少なくペース配分さえ間違えなければ快適なサイクリングが楽しめる。
信号が無いのと、中途半端な上ったり下ったりの連続で休憩のタイミングがとりづらいので
グループで走るときは事前に休憩場所を決めておくと良い。
おっちゃんは道端の日陰に座り込んで休んだ。薮蚊がいないので助かる。
一 食料(特に水分)の補充はつねに早めにすべし。
一 路面の小枝に注意すべし。
一 常時テールランプは点灯すべし。
一 貧脚者はワイドレシオにすべし。
一 宿泊の場合は洗濯ばさみを用意すべし。
一 地図は不要、地元の観光MAPで十分。
今回の伊豆大島サイクリング(一泊二日)
滞在中にサイクリストにあったのはソロの一人だけ、もしかしたらレンタサイクルかも。
それにママチャリらしき自転車も見かけない。
泣きが入ったのは久しぶりだが、また行ってみたいと思わさせる島だ。
費用
往復ジェット船(宿泊費込み) 17550
手荷物往復(輪行袋) 2000
食事 飲み物 約6000
(ジュース代がほとんど)
平日の早朝、お気に入りのスニーカーライトSNL186で都心を抜けて
竹芝桟橋から時速80Kmのジェット船で10時前岡田港に到着。
ターミナルで適当にパンフを調達して走り出す。
ネットでは時計回りが無難とあった。
いきなり上り基調も久々のサイクリング。
ルンルン気分でホーホケキョ、うぐいすのさえずりが耳に優しい。
勾配はきつくないが徐々に高度を稼いでいく。
時々忘れた頃に車が通り過ぎるだけ。
まもなく聞こえてくるのは鳥の声とハアーハアゼーゼーと苦しそうな(苦しい)息づかいだけ。
せめての慰みはジージーと鳴くセミがいなかったことだ。
何処まで続くかこの上りコンチクショウ。
途中脚がつってきた。2時間ほど走って泣きが入ってきた頃
ようやく下りが始まる。
波浮港まで長い下りを楽しむ。時計回りでよかった。
見晴台から眼下に波浮の港を眺める。
有名な港、上ることを思うと根性なしのおっちゃんはスルーを決め込む。
14時ころ元町港、この時間帯フェリーターミナルは閑散としている。
脚はガクガク、疲労と水分の取りすぎで食欲がない。
思えば出航前のカレーだけだ。
山腹にある宿泊先までの難関を考えて、缶ココアを無理やり飲み込んで
しばらく休憩する。
三原山登山道路、勾配は緩やかだが今のおっちゃん漕ぎ出すと脚がつりはじめる。
しかたないのでペタペタと押して歩くも脚が重い。頭の中が真っ白になる。
途中、宿泊先の送迎バスが下っていく、当然客を乗せて戻ってくる。
戻ってきたとき運転手が横に止めて「宿にお泊りですか、大変ですから
乗っていきませんか」と声を掛けられたら絶対お願いしますと言っただろう。
しかし希望もむなしく、うなりをあげて通り過ぎて行った。
打ちのめされ悲惨な思いで再びペタペタと押して歩いた。
ようやくたどり着いた三原山温泉ホテル。
速攻温泉に入るも大浴場にたった一人。
湯温はぬるいのでなが湯にもってこいだが、なんとも落ち着かない。
島で海水が混じっていない唯一の温泉らしい。
何年ぶりかの温泉を満喫した後の夕食も豪華で人目もはばからずガツガツ
食す。
翌朝遅いチェックアウトで昨日押して歩いた道を元町港まで下る。
豪快なダウンヒルだ、最高。
元町港から岡田港まで海沿いの道を走って大島一周道路で元町港まで戻った。
観光案内所の前のすし屋で早めの昼食、うまかった。
次に来る機会があればまた寄ってみたいお店だ。
夕方のジェット便までの時間をまったりと過ごす。
海沿いのベンチで昼寝と読書を決め込む。
こんな感じの道路を上ったり下ったりくねったり、いつも鳥のさえずりが聞こえてくる。
所々の擁壁に貼ってある看板、現在地がわかる。
斜面番号24とある、いくつまで番号があるのだろう。
斜面番号収集ツアー、いいかも。
三原山登山道をペタペタと、ホテルまでもう少し。
御神火温泉先の海沿いにあったベンチで昼寝をしながら読書としゃれこむ。
宮本輝の道頓堀川、内容を忘れた頃に読んでいる愛読書。次に読むのは十年先か。
ここでもうぐいすが鳴いていた。
ふと野宿をするには最高の場所だと思った。
平日の7月10日、梅雨の合間の暑い日に伊豆大島に上陸。
ジェット船はちょっと飛ばしすぎかなと思う快速電車並みで乗り心地は悪くない。
船着場(特に元町港)からターミナルまで輪行袋を担いでの移動はきつかった。
大島一周道路の大半で海が見えず路面状態の良い奥多摩、秩父といった感じ。
車も少なくペース配分さえ間違えなければ快適なサイクリングが楽しめる。
信号が無いのと、中途半端な上ったり下ったりの連続で休憩のタイミングがとりづらいので
グループで走るときは事前に休憩場所を決めておくと良い。
おっちゃんは道端の日陰に座り込んで休んだ。薮蚊がいないので助かる。
一 食料(特に水分)の補充はつねに早めにすべし。
一 路面の小枝に注意すべし。
一 常時テールランプは点灯すべし。
一 貧脚者はワイドレシオにすべし。
一 宿泊の場合は洗濯ばさみを用意すべし。
一 地図は不要、地元の観光MAPで十分。
今回の伊豆大島サイクリング(一泊二日)
滞在中にサイクリストにあったのはソロの一人だけ、もしかしたらレンタサイクルかも。
それにママチャリらしき自転車も見かけない。
泣きが入ったのは久しぶりだが、また行ってみたいと思わさせる島だ。
費用
往復ジェット船(宿泊費込み) 17550
手荷物往復(輪行袋) 2000
食事 飲み物 約6000
(ジュース代がほとんど)