(5月21,22日の一泊2日)
(これは地元の食材をたっぷり使った手作りのセラピー弁当ですハンバーグの中にレンコンが入っています)800円
A新聞の折込広告の中にA旅行のパンフレットが入っていてその中の広告に(森の癒しを体感する旅へ)と言う見出しが思わず目を
ひきましたそして5月1日から7月24日までモニター期間でなんと半額との事それで森林セラピーを一度体験してみたいと思い申
し込んでみました。森林セラピーとは川のせせらぎや滝の水音を聞き深呼吸しながら歩き日頃のストレスも吹っ飛ぶリフレッシュな
体験をすることですこの場所は登山でもなくハイキングでもない秘境芦津渓谷の自然歩道で約8キロのセラピーロードです。
出発前まずセラピー弁当で元気をつけて少し休憩そのあと血圧と唾液のアミラーゼ検査でストレス度をはかります(検査代500円)
準備体操してゆっくり森の中歩きます。新緑の五月は若葉の季節、木々の緑の色が約30色目に飛び込んできます静かに目を閉じて
1分して又目を明けると緑の森が一段と目の前に迫ってきます不思議な感覚です。私がこのセラピーに参加したいと思ったもう一つの
理由は高校の同窓会に[行こう]と誘ってくれた彼女に[いつも同じメンバーだからあまり行きたくないわ]と愛想なく断ってしまった
それから2ケ月ほどして気になったので[同窓会どうだった何人来てた?]と電話したら彼女が[同窓会の2日前に主人が胃ガンで亡く
なって行かれなかった]と言ったそれを聞いて思わずエーそんな胃ガンてそんなに早く死ぬのか聞けば8センチのガンで手の施しようも
ないくらい進んでいて検査して手術して再検査に行く途中で亡くなったそうですご主人は60代前半まだ若い私はそんな彼女を励ましたくて
今回のセラピーに誘いました。(セラピー代は車で現地まで連れてくれて半額の一人2000円ですタクシー代より安い)
ゆるやかな山道を歩き正面に三滝と言う三段の滝が見えると両手いっぱい広げ、そのなかに日ごろ思っているいやな事をすべて
包み込み結すんでエーイと投げるマネをしますこれでストレスは全部水の中に消えていきます。
滝からダムへそしてユーターンして出発点にもどり血圧とアミラーゼの検査をします結果は血圧は下がっていましたが興奮度は
上がっていましたでもさわやかな森を歩くのはやっぱり気分がいいですね。一緒に行った彼女も元気そうでした
その日の夜は村の一般家庭に泊めてもらってそこの人達と一緒に同じテーブルを囲み食事をします山菜の天ぷら煮物あご(とび魚)
のお刺身など地のものを使ったお料理ばかり初対面とは思えないくらい気さくに喋ってくれて帰りには手作りの草もちまでおみやげに
頂きました (ちなみに 1泊5500円でした 申し込みは智頭町村役場TEL0858-75-3117)
次の朝は智頭町の町並みを散策しましたこの辺は江戸時代には宿場町として栄え特に石谷家は塩で財を成し武家屋敷のような
大きな家を建て大庄屋として地域に貢献したそうです
しばらく山の中へ入るとみたき園という古民家風のお料理何処がありますとても風情のある建物です
この辺は山野草が多くエビネやムサシアザミという珍しい植物もありました どうだんつつじが智頭町の花です。
帰りは高速バスで梅田まで2時間半話は尽きないのですが疲れて眠ってしまいました
彼女は仕事もあるのでなんとか息子さんと二人で頑張っているみたいです 私も私が先か主人が先かわかりませんが一人になっても
頑張って生きていかなければと思いました。 (大阪ー鳥取県智頭町 高速バス往復5800円です)