五線譜のリボンたなびく

音楽のことメインに、色んなこと書いていきます。

働く男

2018年12月11日 | 音楽は行
ユニコーン。大好きなんだよ。ずーーっと聴いてる。小学生から今までずっとどの時代も好き。

働く男は、『夢で逢えたら』のOP曲になってたね。懐かし。

このころのバンドスコアはとても楽しい。見ていてホント楽しい。いっぱい手書きで書いてある。阿部さんの字でしょうか。強くとか弱くという表現ではなく、びよーーーんとか、擬音が多い。

最初のイントロというか壊れる鍵盤の音というのか、ドガキャドガキャって感じのメチャメチャな音が好き。あと、コーラスがいいですね。CDは民生だと思うけど、ライブでは阿部さんが全身使ってコーラスしてるイメージ。

いつも僕はひとりきり 風呂に入って寝るだけ

ここの歌詞が、子どもの頃は全くピンとこなかったんだけど、大人になって聞くと何だかとても染みるもんがある。

君に逢いたい

って言った途端間奏入って、ウッハッ!!って掛け声が入るのがいいですね。男!って感じがします。
途中でEBIさんだかの、何言ってんだか解らない叫び声のようなものが聞こえるけど、スコアを見るとその部分は、「プルフーヤプシ!!」って書いてある。
あ、これは別に歌詞でもなんでもないです。スコアの楽器編成の所に何故かこれだけポンと書いてある。おそらく、このころに3か月連続でアルバムを出したんだけどその一つが『踊る亀ヤプシ』というアルバムだったからなんでしょうね。
じゃなきゃそんな言葉がないしね。

後半にかけて、ベースがいい味を出す。4分音符から、8分音符になる。一緒にキーボードも同じ拍をとるのでなんか焦ったような編曲になるので印象が変わって面白い。

サビが流れるような曲調で、このキーボードの音も主張しすぎないところが大好きなんですよね。


あといつもリピートするのは、さっき書いた、4分→8分に変わる時の、シンバルの3連です。この3連がとても心地よい。かっこいい。
こういう曲作れるってホント凄いな、ユニコーンにしか出せない色だなと、この曲を聴くたびに思うし、いつ聴いても古臭さがないのが凄いなって思います。

What is love?

2018年12月09日 | 音楽は行
モーニング娘。'14のシングル。トリプルA面の1つ。これは断然MVを観て欲しい。特にダンスショットバージョンは凄い。
ライブのアンコールの一曲目に披露した映像がそのままMVになってるから、そんな終盤にこの動きが出来るのかと純粋に尊敬してしまう。


赤の子が当時の絶対的センター鞘師里保。中学生だよこの時まだ。ダンスがとにかくかっこいい。
私は当時青の子を推していたんだけど、今見てもやっぱりこの青の子=石田亜佑美の移動距離がまあえげつない。かつ、移動の仕方がこの子にしか出来ないんじゃないかってくらい速くてハード。
後ろを全く見ないで曲線を描きながら最前列から最後列横端に行ったり、イントロでも誰かが表現してた「車庫入れ」なる、斜め後ろに中腰ジャンプして自分の場位置に移動したり、2番の途中では右前から左後ろに走ってジャンプしながらも、もう体は次の振りの動きに入っててさらっと踊ってるし。
この子の体力まじでばけもんだと思う。


発売当時いなかった、イメージカラー紫の野中美希ちゃん、通称ちぇるちゃんがセリフ部分を引き継いでるのが私としてはとても嬉しいですし、その英語をさすが帰国子女という感じでかっこよく決めてるのも好きですね。

これは歌の中身よりついダンスの話になってしまうな。


やーでも、騙されたと思ってMV観て欲しいなあ。と思っちゃう。

星を食べる

2017年03月29日 | 音楽は行
まずこのタイトルに惹かれた。

1990年代に活躍していたグループ、たま。
この曲は後期の曲で、ベースのGさんこと滝本さんが歌っている。作詞作曲も。

この曲を聴いてさらに惹かれたんだ。

意味が解らないんだもの。でもどこかおどろおどろしい印象もあって、歌詞も、あれ、これもしかして人死んだ?って思ってしまう。

ちなみにたまはそういう雰囲気の曲は多い。

この曲が本当に人の死を表す歌なのかは解らないけど、サビの終わりが不協和音だから余計に異様な雰囲気。

ただ、滝本さんの声はまっすぐで細いというか、ボーカルの声ではないので、何かこう童話を読んでるような気持ちにもなる。



色んな解釈をしている人がいて、愛しすぎて彼女を殺してしまうとか。
どうなんでしょうね。解らない。

でも歌詞の中では確実に首を絞めたい欲求があって、膝の震えが止まらなくて釘を刺してる。


あーでもタイトル最高なんだよな。

最後にラララランラずっと歌ってるんだけど知久さんがハモッてくるのがまたいい。