オコジョ、チャート・レビュー

洋楽チャートの感想や予想を長々と述べます。速報性はありません。

これまでの経験からアルバムのスパンについて記述

2022-03-20 | その他

 

思い付きの、チャートとは関係ない記事で、短めです。

ジャンル別にアーティストのアルバムを出すスパンについて、考えてみました。

とにかく内容が薄い記事になると思いますが、興味があったら読んでみてください。個人の考えです。

 


 

1.ポップス系アーティスト

 作品から作品までの期間はだいたい2~4年だと思います。2~4年って具体性があまりない気がしますが、音楽活動をしていない人を除いて標本調査とかしたら、そこらへんが平均値として出てきそうです。スパンが短いポップ・スターではアリアナ・グランデやテイラー・スウィフトが有名ですね、1年に1枚は新作を出してたりして。逆にスパンが長い人ではアデル、ジャスティン・ティンバーレイクがそうだと思ってます。

 

2.ロック系アーティスト

 スパンはだいたい3~4年。3~4年に1枚、というイメージですね。5年以上となるとニュース記事などの「○年振りのニュー・アルバム!」の「振り」が強調され、カムバック、などといった語句が使われやすくなります。当然と言えば当然ですが。...で、逆に1~2年で新作が出るとちょっと早いなと感じ、アーティストの方が絶好調なんだろうなと考えたりします。最近だと特にウィーザーがそうで、2019年に2作(しかもスパンが4か月以内)リリースしたのち、2021年1月に早くも『OK・ヒューマン』をリリースしたと思ったらその約3か月後にまた新作『ヴァン・ウィーザー』を出しています。ウィーザーは、アルバムを頻繁に出すバンドなんだと完全に印象付けられました。

 

3.カントリー・アーティスト

 スパンはだいたい2~3年のイメージです。新作のリリースがけっこう早いということは、ファン思いな人が多い業界なのでしょう。自分はカントリー・ソングはけっこうゆっくり聴いているので、「あれ?もう新作出るの?」となることが多いです。例えば2016年12月発売のケイン・ブラウンのデビュー・アルバム『ケイン・ブラウン』の収録曲をいくつか聴いていたのが2018年で、その年の後期にはもう次作『エクスペリメント』が出ていました。ゆっくり聴いていた身としては、「新章に入るの早!」ってなるわけですね。それも後からゆっくり楽しむので別にいいんですが。

 

4.R&B系アーティスト

 これはそもそも参考になる人が少なかったのでちょっと微妙なのですが、作品と作品のスパンは3年ぐらいだと思います。R&Bはメインストリームに長くいられるアーティストが限られる業界なので、特に意識せずキャリアを目で追える人は少なめ。2017年にメジャー・デビューし、それから数年間は売れ続けていたカリードも去年あたりから雲行きが怪しい感じです。3年...最近のメインストリーム・アーティストに限って言えばもうちょっと長いかも。...そうでもないかな?自信ない。

 

5.ヒップホップ・アーティスト

 ラッパーはとにかくアルバムリリースのスパンが短い。ざっと1~2年ですね、3年超えたら珍しいなと思うことがよくあります。メインストリームで活躍している若手ほどどんどん作品を出すような印象がありますが、キャリアの長いグッチ・メインなんかも1年に1枚は作品を出してたりします。アルバムに限って言えば1~2年ですが、ミックステープやEPを含めれば若手は半年~1年に1つは出しているのではないでしょうか。代表例がヤングボーイネヴァーブロークアゲインという米ラッパーで、しょっちゅう作品を出しており、しかも人気の高い人なのでそのほとんどがアルバム・チャートの上位に入ってきます。スパンが短い詳しい理由は分かりませんが、ファンとしては嬉しいでしょうね。

 

6.その他

EDMアーティスト(DJ)・・・そもそもアルバムのリリースが少ない。アルバムとして曲をまとめるのは売れてからけっこう後になるパターンが多い気がします。

K-Pop・・・全米チャートでも活躍するようなアーティストは1~2年でしょうか。BTSは1年に2枚も出してた年があって、すごいなと思った記憶があります。

 

…以上。読んでくださった方ありがとうございます。



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