イギリスのオフィシャル・チャート・カンパニー(OCC)が運営する、全英チャートのレビュー。
主に全米チャートのレビューをやるつもりですが、気分と忙しさに応じて他のチャートにも触れます。
今週は、いろいろ聴いてみました。
打つのが面倒なので、手書きです。細かいことは気にせず
1.エド・シーラン / Bad Habits
これで10週連続1位。オリヴィア・ロドリゴの Drivers License を抜かしましたね。10週連続は2019年のトーンズ・アンド・アイ( Dance Monkey )以来だった気がします。新作タイトルは『=』と…。思うに、『マイナス』は出ない気がします。どうしてもネガティブなワードで、それは彼の音楽性に合わないと思うからです。考えすぎかな?
4.Jonasu / Black Magic
現時点でTop10内で一番好きな曲です。私はEDMはサビの歌詞が少なかったり、メロディーが一貫していたりとにかく覚えやすい曲によくハマるみたいで、この曲はサビの歌詞が少ないタイプです。アーティストの読み方はまだ分からず、ドイツ人DJだということくらいしか分かりませんが、ぜひとも1位とってほしいですね。上位が堅いのでちょっと難しそうですが。
6.ジョエル・コリー / Out Out feat. ジャックス・ジョーンズ、チャーリーXCX & サウィーティー
ラッパーのサウィーティー書いてませんでした、すいません。ジョエル・コリーはあまりラッパーとコラボしてるイメージがないので、もしかしたらこれが初めてかもしれません。チャーリーXCXはもうチャートで見なくなってきましたが、ゲストの他の二人は今大きな波を迎えてる人です。ジャックス・ジョーンズはUKチャート常連のDJになりつつありますし、サウィーティーは去年のヒット Tap In 以降フィーチャリングに引っ張りだこです。今年もヒットが出てましたね。ただまあ、やはりイギリスではこの中で一番のインフルエンサーはジョエル・コリーで、彼の新曲は次々にTop10入りしてます。この曲がどこまで上がるか、注目です。
10.アン・マリー / Kiss My ( Uh Oh ) with リトル・ミックス
セカンド・アルバムから初のシングルTop10入りです。ナイル・ホーランとの前シングル Our Song もチャートアクションは悪くなかったのですが、Top10に届きませんでした。アン・マリーさんは2018年の 2002 って曲が好きでしたね。あと、マシュメロとのコラボも大ヒットしてました。人気者同士のコラボ、Top5は厳しそうですが惜しいとこまでは行きそうです。
Top10以下では、グラス・アニマルズの Heat Waves (大好き!)が再浮上して18位に最高位更新。先週60位からの浮上、何があったのか気になりましたが、Netflix で何かあったみたいです。結局よく分かってませんが、ドキュメンタリーとかでしょうか?唐突でしたが嬉しいです。
あとは、カニエ・ウェストですねー。延期に延期を重ねてリリースした新作から3曲、20位内にランクイン。UKチャートには「スリー・ソングス・ルール」というのがあって、同じアーティストの曲は上位3曲までしかチャートインできないことになっています。ニュー・アルバムは27曲ぐらいだったそうですが、このルールがなかったらチャートはカニエ・ウェストだらけだったでしょう。逆にアメリカはそういうルールが無いので、今週かなり荒れると思われます。言い方が悪いですが、私は「スリー・ソングス・ルール」賛成派で、アメリカも導入してほしいという思想なので…。
今度書くときは、Top20までやろうと思います。
読んでくださった方、ありがとうございました。