お墓のカエル

2023年11月24日 | 日記
先日の中国新聞・こだま欄の投稿記事に驚きました。



9月のお彼岸の事。
昨年亡くなった親友・M子さんのお墓参りの時、
同じような体験をしたのです。


いつも一緒にお墓に参るYさんも、
「あの投稿文にはビックリしたね。また会えるとうれしいね。」と、
メールをくれました。


10月に、Yさんが別の友人とお墓参りをした時も、
帰り際に出て来て見送ってくれたそうです。

* * *

今月はM子さんの誕生月です。
亡くなったからと言って、その時のままでなく、
私たちと同じように歳を取らなくてはいけません。

お誕生会は、『吉山ビアンコ』で。




* * *

新聞記事では、
「カエルは先祖の生まれ変わりで、私たちを見守っている」と
書かれています。

M子さんのお墓のカエルを私たちは、
「M子さんの生まれ変わりで、私たちに会いに来ている」と思っています。


今回もお墓の周りを探したり、
「お~い! 来たよ~!」と呼びかけましたが、
出て来ませんでした。

寒くなったから、冬眠したのかな。
また会えるのを楽しみにしましょう。
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浜崎左髪子の回顧展

2023年11月23日 | 美術館・アート・文化財
「へぇ~、泉美術館で、こんなのやってるんだね。」

「浜崎左髪子って誰? 男性?女性?」

「まあ、変わったの、やってるから、行ってみよう!」

そんな感じで、出かけました。

* * *

浜崎左髪子(はまさきさはつし)(1912~89年)。

戦前戦後の広島画壇で活躍した画家。



雅号の左髪子という名の由来は、
平安・鎌倉の時代に、若者が髪を左側に束ねてお洒落をしたり、
大志を抱いたことから、と言われます。


これは、お馴染み、お菓子の「平安堂梅坪」の包装紙と手提げ袋。
左髪子がデザインしたものです。






ハワイで生まれた左髪子は、母親の死去に伴い3歳ごろに帰国。
旧制広陵中美術部で活動し、やがて中央美術展などで頭角を現す。
2度にわたり戦地に赴き、中国河南省で終戦を迎えた。
戦前戦後の広島美術史に欠くことのできない一人である。


5月にこの泉美術館で「中丸雪生と交友の画家たち」という、
郷土の画家を紹介した展覧会を観に来ましたが、
その中丸雪生や、丸木位里などとも親交があったそうです。


熱烈なカープファンとしても知られ、
足しげく広島市民球場に通ったということで、
一気に親しみが湧きました。
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皇帝ダリア

2023年11月22日 | 
11月に入り寒くなって来ると、
庭の『皇帝ダリア』が咲き始めます。

『皇帝ダリア』は、日が短くならないと、花芽が付きません。

11月初旬。



『皇帝ダリア』は茎が木質化して太くなり、草丈が高くなります。
竹のようになったわが家のダリアは3m位です。

中旬。




20日を過ぎて、3本が咲き揃い、
ご近所さんにも楽しんでもらっています。





『皇帝ダリア』といえば、工大高校。
行ってみましょう。

野鳥の楽園・八幡川沿いに、


ずら~~っと植えられています。






工大高校の生徒さんが手入れされているそうです。







秋咲きのバラが一つ、咲き残っています。
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「メーター検針員テゲテゲ日記」

2023年11月21日 | 本・よもやま話
日記シリーズです。



「テゲテゲ」とは、
鹿児島弁で「適当に」。
あまり一生懸命やらなくてもいいんじゃない、のような意味だそう。

だけど、著者はいたって真面目な検針員。


放し飼いの犬に何度も咬まれたり、
植木鉢をひっくり返した犯人にされたり、
門扉が施錠されていて留守の家や、
オートロックマンションに入れなかったり。
はたまた、話したくてたまらない寂しいお年寄りにつかまり、
仕事がはかどらなかったり。

* * *

読み進めるうちに気の毒になりましたが、
著者が自分で選んだ人生。
外資系企業の外国人上司の下で係長まで出世しながら、
物書きになりたい、書く時間が欲しいと全てを投げ打ち、
20年の生活を経て、やっと出版できたこの一冊。

* * *

著者は検針員をクビになったけれど、
いずれはそうなる運命だったようです。

国の施策で、スマートメーターが導入され、
2024年までの切り替えが目標とされているそうで、
各家庭の電気使用量は、電波で電力会社に送信されるとか。


いつ頃からか、我が家には「検針のお知らせ票」が入っていない!
(使用料は、ネットで確認しているけれど・・・)
ということは、もう、スマートメーターになっているんですね。
(何か、お知らせがあったのかなぁ? 忘れた!)
気にも留めなかった事に、この本を読んで、初めて気付きました。
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紅葉に染まる吉水園

2023年11月20日 | 安芸太田町・北広島町
普段は非公開の吉水園。

11月の土日指定日の「秋の一般公開」です。

6月の公開時に、モリアオガエルの卵を見に来た所。
町のキャラクターのカエルが道案内してくれます。



吉水園は、製鉄で財を成した加計隅屋16代当主が、
江戸時代に建設した山荘です。



『江戸モミジ』と呼ばれる紅葉が、
園内を真っ赤に染めています。











* * * 

紅葉を堪能した後は、定番の『よしおのたい焼き』で!

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