片山さつきはなぜ嫌われ者なのか
(ゲンダイネット)
まるで「選挙カー」というほどハデハデしいワゴン車が静岡県内を走り回っている。白い車体の側面や後ろには、「片山さつき 真実の議論」の文字と写真。そう、あの元センセイの車である。
片山は、1日著書を出版。発売前からこの車に自ら乗り込み、県内のパーティー会場にも乗り付けていた。パーティーでは、「私もそろそろ自民党のために仕事をしなければいけない」と演説。彼女の頭の中では、今夏の参院選への出馬が既定路線になっているようだ。出版記念のサイン会は、静岡県内だけでなく東京、名古屋、大阪、広島など列島縦断で行われる予定だ。
「サイン会を口実に、参院比例区の出馬をにおわせて支持を訴えていくつもりなんでしょう」(自民党関係者)
ところが……。
本人の強い決意とは裏腹に、出馬への道は険しい。既に佐藤ゆかりには比例区公認が出たのに、片山には出る気配がないのだ。
「佐藤は昨年の衆院選で12万票獲得したが、片山は5万票しか取れなかった」と、実績が理由になっているが、内実は、「誰も引き受け手がいない」のだ。

「佐藤ゆかりは比例、猪口邦子は千葉選挙区に決まった。小泉純一郎元首相が、かわいがっていた“女刺客”を『なんとかしてくれ』と河村建夫選対局長代理に頼み込んでいたのです。
片山もそのひとりですが、片山擁立については、どの地方県連や組織・団体も全部NOでした。
彼女は権力者には媚(こ)び、格下だと判断したら、横柄な態度で見下す。
裏表がありすぎるんです。どんな組織だとしても支えきれません」(自民党中堅議員)