ラポーレの住民達

ラポーレの住民7人でブログを始める事にしました。
楽しいページにしたいと思っています。
ただし、のんびりぃと~

東京の水は奇麗

2010年09月16日 | Weblog
東京都と神奈川県の境を流れる多摩川で今年、遡上したアユの数が、2006年の調査開始以来、最高となる約196万匹に達した。

 高度経済成長期、異臭がするほど汚れていた川に、「清流の女王」が戻ってきたのはなぜだろうか。

 多摩川のアユは、秋に中下流域で孵化し、東京湾で冬を過ごした後、春から初夏に遡上して産卵する。遡上数は、国土交通省京浜河川事務所が毎年3~6月頃、東京都大田区の調布取水堰での目視調査を基に推計しており、今年は過去最高だった07年の約140万匹を大きく上回った。

 同事務所は「流域に下水道が普及し、水質が改善したことが大きいのでは」とする。1960年代、多摩川流域では下水道整備が人口の増加に追いつかず、大田区周辺の下流域の汚染は環境基準値の10倍近くに達した。

川の表面に洗剤などの泡が浮いて異臭も漂い、アユの姿が見られなくなった時期もあるという。その後、上~中流域で下水道の普及が進み、08年度には98・7%に達して、07年以降の主要4地点の水質はいずれも環境基準値を満たした。

 同事務所によると、水質の改善でアユが孵化しやすくなり、東京湾に下る稚魚が増えた可能性がある。また専門家によると、多摩川から海に流れ込む淡水の中を泳いだアユが、「きれいだ」と感じ、遡上する川に選んでいることも考えられるという。

 多摩川は91年、魚が遡上しやすい川をつくる建設省(当時)のモデル事業の対象となり、08年度までに14か所の堰に魚道が整備された。このため、アユが上流まで遡上できるようになって生息域が広がり、孵化するアユが増えたことも要因の一つとみられる。

 それでは、今年特に遡上数が増えた原因は何なのか。多摩川のアユを調査している都島しょ農林水産総合センターは、「昨年秋の多雨で水中の小石の汚れが洗い落とされ、産卵場所が増えたこともプラスに作用したようだ」と推測する。

 「多摩川は今後も、きめ細かい河川整備が必要」と話すのは、日本大学の安田陽一教授(環境水理学)だ。安田教授によると、魚道は川の水がスムーズに流れ落ちるなだらかな傾斜にし、稚魚を守れるようにすることが望ましい。

稚魚は孵化して3日以内に海に出ないと死ぬため、海に近い中下流域の水質をきれいに保ち続けることも大切だという。

 また、下流に生息する貝やハゼは、水中の石の上を移動する際、石に付着した泥を落とすため、アユが卵を産みつけやすくなる。「アユのことだけを考えるのではなく、すべての生物が生息しやすい多摩川を作ることが、遡上するアユの増加にもつながる」。安田教授はそんな提案もしている


早くもインフルが猛威を★

2010年09月16日 | Weblog

新型と季節性インフル混在=8週ぶり休校や学級閉鎖-厚労省

 厚生労働省は15日、11日までの1週間にインフルエンザが原因で、幼稚園と小中学校の計9施設が休校や学級閉鎖などの措置を取り、新型と季節性のウイルスがそれぞれ検出されたと発表した。


 同省によると、内訳は小学校5施設と幼稚園、中学校の各2施設で、患者は計81人。

茨城、千葉、東京、静岡各都県の6施設からは新型インフルエンザが、東京、神奈川、長崎各都県の3施設では季節性のA香港型が検出された。


 以前は季節性のAソ連型とA香港型が同時期に流行していたが、昨年は季節性がほとんど報告されず、新型インフルエンザ一色となっていた。
 同省は「複数のウイルスが混在する従来のパターンに戻りつつあるようだ」としている。


 一方、休校などの数は、昨年10月の最終週に約1万7800施設を記録した後は減少。7月18~24日の週以降は夏休みだったこともあり、報告がなく、休校などは8週ぶりとなったが、同省は「まだ今年の流行が始まったとは言えない」としている。(