昨年は胃潰瘍やふくらはぎのけがで16試合の欠場があったが、過去2番目のスピードとなる出場128試合目での到達だった。ことしは全試合に出場し、152試合目で達成。7月の時点では、大台到達に“黄信号”もともりかけていた。
21日は今季初の4安打をマークした。4安打の試合が一度もないまま200安打に届く初のシーズンにはならなかったが、これまで毎年1度はあった月間40安打以上はまだ記録していない。
もう一つ、今季のイチローで目立つのは三振の多さだ。ことしは84を数え、シーズン自己ワーストだった2007年の77を既に上回っている。
このペースで残り10試合を打つと、例年よりやや少なめの213安打前後になる計算だ。(共同)