三大流星群の一つ「ふたご座流星群」が15日未明までのピークを迎えている。1時間に20個ほど流れる。山奥のような夜空のきれいな場所なら50個以上見える可能性もある。日没ごろ東の空から昇って一晩中見えるふたご座を中心に、夜空のどこにでも流れる。
流星は彗星(すいせい)がまき散らしたチリが地球にぶつかって光る現象。国立天文台によると、ふたご座流星群を起こす彗星は分かっていなかったが、近年、小惑星フェアトンの可能性が指摘されている。もとは彗星だったが、チリを出し尽くして小惑星になったと考えられるという