年越しお札82.3兆円に たんす預金増え過去最高
日銀は30日、家庭や企業などで保有されたまま年を越すお札の総額が82兆3143億円だった、と発表した。昨年末に比べ1.7%増え、過去最高となった。増加するのは2年ぶり。
超低金利の長期化で現金を金融機関に預けず、自宅などに保管する「たんす預金」が増加。企業などが手元資金を厚めに確保する動きを強めていることも、年越しのお札が積み上がるのを後押ししたようだ。
また日銀は30日、銀行など金融機関の手元資金量を合わせた日銀当座預金の残高が22兆6500億円だったと発表した。年末としては、日銀が量的金融緩和政策を実施していた2005年以来、5年ぶりの高水準。
日銀がデフレ脱却や景気回復に向けて潤沢な資金供給を継続している一方で、企業の借り入れ意欲は乏しいため金融機関の手元資金が増加しているとみられる。
我が家のタンスには、金目の物は入ってないけどね
何処にあるのか大金が