監督:吉田恵輔
出演:森田剛、濱田岳、ムロツヨシ、 佐津川愛美、ほか
原作は未読。なので本屋さんで「お?!これか~」という見た目だけ。
キャスティングにも、わぁお♪
んがっっっっっ。凄い!!!!!なんつーこの世界に、やられる!
ビル清掃会社パートタイマー青年と、その同僚にある日々。それは普通に
殺人を重ねるサイコキラーの心の闇
何は無くとも「現代の事件にマッチした内容」が、やりたい放題なのに
きっちり、裏に描いている事が存在し、深い
何故、そうなったのかという人物背景も、しっかりと描いてある
ぐわっっっ!!!!!どわわわわわわーーーギラギラ疲れてるのに頭がギギギュワッと感覚に取り巻かれた
胸が、ザワついて、ドクンドクンする
始まりは 、ちょいキモイ先輩の恋のオハナシ。あ゛~めんどくさっ嫌じゃーんんだけど
恋は人生に張りが出て来ると・・・
平平凡凡な日々は、如何に大切であるか
それが大切なことが
理想の女性像は、イマイチ男の前に出て来る。
タイトルバックが出るシーン。
監督、センスが良いのよねぇ
冒頭は普遍的な日常↠平凡である事の大切さを表し
微笑ましく、「ああ、いるな~。」っていう目線↠なんか解るね
人生の這い上がれない穴に落ちて行き
日々の生活を送るのは 精神状態の崖っぷちギリギリで
「底辺」だったり
「異様」だったり
そこから、どうして そうなって来たか
人間としての尊厳を奪われ
それは、人格の否定の如し、落ちていく人格
ただそこには、失われた存在に美しさが漂う
涙にギュっと来る
キャスティング自体で成功していた
蛇足 鬼気迫るものの底辺に漂う