Said q winning

がははは♪qで映画異様バカ大好き
風の吹くまま気の向くまま
映画達に愛の眼差しで突っ込みだ

スリー・ビルボード

2018-06-23 | さ行の作品

監督:マーティン・マクドナー
出演:フランシス・マクドーマンド、ウディ・ハレルソン、サム・ロックウェル、アビー・コーニッシュ、ジョン・ホークス、ピーター・ディンクレイジ、ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ、ルーカス・ヘッジズ、ケリー・コンドン、キャスリン・ニュートン、サンディ・マーティン


ミズーリ州エビングという(架空の街)で起こった悲しい事件が発端で「ある」ことが始まり・・・
娘を殺された母親
捜査の進展がない警察に対し抗議の広告看板を出し八つ当たりする
そこから様々なコトが生じていく物語
怒りの矛先である警察の署長ウィロビー
その部下で問題児のディクソンは単純ではない複雑なキャラクター

出てくる登場人物は
田舎町に暮らすそれぞれに問題を抱え傷つき生きて来た
ひと癖もふた癖もある住人達

ああいう看板をかかげるのって
日本だと、あまり無いコトだよなぁ

この看板から住人達の「問題」が出て来る

不幸の連鎖
だけど レイプ魔を追うサスペンスでは無い

被害者の味方をする訳ではなく
この事件に関わる全ての登場人物に対して平等な視線

微妙な絡み具合

ディクソンが資料を死守し、レッドが赦しを与え、次第にミルドレッドも変化

シリアスだし重たくなるテーマ

怒りは怒りしか生まない

蛇足 三枚の看板