監督:クリス・バック、ジェニファー・リー
声の出演:
アナ/クリステン・ベル(神田沙也加)、エルサ/イディナ・メンゼル(松たか子)、クリストフ/ジョナサン・グロフ(原慎一郎)、オラフ/ジョシュ・ギャッド(武内駿輔)、イドゥナ王妃/エヴァン・レイチェル・ウッド(吉田羊)、アグナル国王/アルフレッド・モリーナ(前田一世)、イエレナ/マーサ・プリンプトン(余貴美子)
お話 ディズニーアニメ『アナと雪の女王』の最新作『アナと雪の女王2』
公開から5年以上が経った今でも洋画アニメーション作品としては歴代1位の座を守
り続けている。
エルサが「触れるものすべてを凍らせてしまう力」をコントロールできるようになった前作の結末から3年後が舞台となる。深い絆で結ばれ、アレンデール王国で幸せな日々を過ごしていたエルサとアナの姉妹が、エルサにしか聞こえない不思議な「歌声」によっ
てエルサの「魔法の力」の秘密を解き明かす旅へと導かれる
ミュージカル映画だ
水には記憶がある」が本作のもう一つのテーマ
変わらないモノはない。今が永遠だと思わず常に備えておき、どうすれば良いのか分からなくなったら、今出来る最善の事を一つ一つ前進するのが大事だとアナはノーサンドアの住民から教わり、実行する。
日々がずっと変わらない事を望む。なのに川が流れていくように世界は動いている
だけど大丈夫。「水には記憶がある」如し
人々はは思い出を思い出す事が出来るのだ。忘れずにいる事が出来るのだ。
1つ1つ前進する。何よりも大切で愛しいのだ
出てくるダムはそんな流れる水を塞ぎ止める存在
今回。楽曲も素晴らしい
メイン楽曲は“イントゥ・ジ・アンノウン”
イディナ・メンゼルが歌う劇中曲
ピアノやストリングスで壮大な世界観
エンディング版はユニゾンのコーラスとともにユーリーが朗々と歌い上げる高揚感のある楽曲
ディズニーファンだけでなく、幅広い世代において
「ディズニー・アニメーション=歌も魅力」という認知
やっぱり楽曲への期待は大きい
前作で“ありのまま”でいることを受け入れたエルサが
再び自身の“力”と向き合い、その謎を解くために新たな世界に進むことを選ぶ
未知の世界への一歩を踏み出す
王国と自身のルーツに関わる謎と直面
子ども向けだけではない。
スケールアップしたストーリーはエルサが抱く不安と希望をときに力強く
繊細に伝えるメロディは、複雑な心情に感情移入していく
抑えきれない心の叫にはパワフルで圧倒的歌声を
勿論。子どもたちの心をしっかりとつかむ可愛らしい名曲も生きている
蛇足 吹き替えはどんなだったのかな?
今回も安定のおもしろさ。でも今回は少し大人向けの話になってたかな。
しっかしエルサの力は最強だねー