今回は朝一の便を予約して昨晩ほとんど寝ずに始発で羽田に向かったため、名古屋のホテルにチェックインして部屋に入ったとたん寝落ちしてしまった。今夜眠れるかな。台風で東北方面は全部欠航していました。
名古屋帰省時にはいつも飛行機を利用する。マイル活動のためもあるが、どうも東海道新幹線の治安の悪さが好きではないというのが一番の理由。人にはそれを言ったことがなかったが、先日、いつも飛行機で名古屋に帰ることにしていると言ったら、友人が言い当てた。彼もそう思っていたとのこと。
飛行機に比べると客層が悪い。ネットで迷惑客の事件として出てくるのも新幹線が多い。自分の指定した席に勝手に座っている人がいて、しかも居直るとか、券売機が勝手に割り当てただけなのに「アタシの隣に座るんじゃねえよ、じじい、他空いてんじゃんかよ、アタシの身体狙おうとしてもそうはさせねーぞ」みたいなつぶやきをネットで発信して賛否両論巻き起こす女性がわいてくるのも新幹線。特に東海道新幹線だ。
僕が一番厄介だなと思うのは、キャリーバッグの処遇。そのままキャリーバッグを置いておけるし、思う存分リクラインできるため、昔のシステムの時も今になってからも新幹線に乗るときは車両の一番後ろの通路側を取ることにしているのだが、僕が乗るとすでに誰かのどでかいスーツケースが置いてあって背もたれ自体がブロックされていて倒せないことが多い。
それでも以前のシステムだと一番後ろの座席の後ろ側は共有スペースとの解釈もありうる状態だったから甘んじて受け入れたが、今の「特大荷物スペースつき座席予約制度」が始まっても制度を知らない人が勝手に荷物を置いていることがある。そこでいちいち本人に言ったり、車掌に言ったりして撤去してもらうのも面倒。車掌さんにしても両方が「客」なので断固とした対処はしにくいだろうし。
「それなら飛行機でいいや。マイルたまるし。羽田/成田⇔セントレアはそんなには高くないし(セールだとむしろ安い)」と言うことになる。
他の新幹線は東海道新幹線ほど治安が悪くはないが、東北新幹線はそれとは別に「立ち席」制度の問題もある。制度として確立されているので言えばすぐに移動していただけるのはいいが、自分の買った席に人が座っている時にわざわざ「すみません、この座席の者です」と言うのはどうもいやだ。それが東北の素朴な老夫婦だったりすると自分の方が悪いことをしているようで余計に言いにくい。
心が狭いのかしら。
ま、そういうことでなるべく新幹線は避ける傾向に。欧州の特急列車や近鉄ひのとりみたいに客席に入る手前のところに充分な荷物置き場があればいいのに。新幹線にもあるとは思うが、それほど大きいスペースじゃなかったような記憶がある。それが理由でもう東海道新幹線には乗っていないので、改善されてたらすみません。
セントレアではプライオリティパスが使えるところが多いので、今朝着陸した後はいつものように空港内の「風の湯(ふうのゆ)」というスーパー銭湯で目の前の滑走路を見ながらゆっくり風呂に浸かった。これもプライオリティパスを使って無料利用できるようになった。セントレア開港当時からあるんですよね、風の湯。そう考えると、老舗ですね。
そのあと名鉄のミュースカイという空港特急で名古屋駅へ。
名古屋の根強い後進性の一つだと思うのだが、名鉄のチケット購入にはクレジットカードが使えない。厳密には名鉄プロパーのクレジットカード以外は使えない。
が、セントレア駅だけは、通常のチケットカウンターの改札口を挟んだ右にある名鉄の案内所みたいなカウンターではどのクレジットカードでも名鉄のチケットが買えるので必要な方はご利用ください。
名古屋駅に着いたら、今回久しぶりに行こうと決めていたあんかけスパゲッティのチャオを探したが、名古屋駅内エリアに2店舗ほどあるチャオのどちらからもちょっと遠いところに出てしまったし、博多駅の「博多めん街道」同様祝日は殺人的に混んでいるだろうと思ったので、チャオは後日行くことに。その代わり、歩いていたらお気に入りの「あんかけ太郎」があったので入ってみた。
結果的には、名古屋駅地下街の「あんかけ太郎」ではなく、伏見駅近くの「あんかけ太郎長者町店」に行ってください。地下街のお店も問題はないんですが、長者町店に比べると「すごく美味しいよ」というにはちょっと違うような・・・。
表現するの難しいな。
そんなこんなでいつもの大浴場つきアパホテルにいるのだが、さっき寝落ちから現実に戻ったらテレビで宮崎あおいちゃんの「天璋院篤姫」が流れていた。あの頃はちょうど大河ドラマを見ていなかった時期だったが、さっき観た一回分だけでも引き込まれるドラマだった。宮崎あおいちゃんの演技いいですね。惜しいことした。
大河ドラマ鑑賞はその後一旦復活して、「鎌倉殿のなんとか」ってやつが始まってからまた観なくなった。バラエティの大泉洋は好きだけど、俳優の大泉洋がどうも好きになれないので、初回だけであとは観ていられなくなってしまったのだ。そのすぐ前の真田丸にも出てたのでそんなにたて続けに彼の演技は観たくなかったし。それよりも大泉洋含むTeam NACSが北海道でやってる「ハナタレNACS」を東京でも観られるようにしてほしい。
大河ドラマの題材は99%ほどが戦国時代か幕末なので、それもあまり好きではない理由。ドラマ自体は面白いもの、引き込まれるものがあるのは確かなんだが。日本の企業社会の縮図のようでどうも好きになれない。
中高年男性にファンが多いと聞くが、信長が公衆の面前で明智光秀の頭を欄干にこすりつけたりしてボコボコにする図なんかを見て、自分のことを目の敵にする管理職の顔を日曜日の夜に思い出して鬱になったりしないんだろうか。日本のために頑張ってたのに、はしご外されまくる西郷隆盛を見ていて、努力が報われない会社の一歯車の自分をありありと見せつけられているような気にならないのかと非常に不思議だ。「サザエさん症候群」なんかより「大河ドラマ症候群」の方が重症化しそうだけど。
でも、オジサンたち、ドラマの中ではさんざんボコられる明智ではなく、ボコっている信長に自分を同化させていたりするのかもしれない。
せめてドラマの中だけでも勝ち組でありたいということなのだろうか。
有事の際の議論でも、(主に男性だと思われる)勇ましい方々って政治家の視点で意気揚々と語ることが多いけど、僕も含め彼らは「その時」になったら使い捨ての捨て駒にされる方だってことを忘れている人が多そうだし・・・。(僕らはそっちの側じゃないよ!)って言ってあげたくなります。
庶民としては(庶民だからこそ)どちらの視点も持っていないとなぁと思うんですけどね。
また、脱線した。キーボードに手を載せると手が勝手に書いちゃうんですよね(笑)。
が、今日はこのまま終わる(笑)。