QOOTESの脳ミソ

日記や旅の記録(現在進行中および過去の旅)がほとんどですが、たまに「腹黒日記風」になっているのでお気を付けください。

使いやすかったイオンのネットスーパー「グリーンビーンズ」。

2024-09-27 20:15:56 | 日記
先日一旦使い始めようと思って我慢したイオンのネットスーパー「グリーンビーンズ」をようやく使ってみた。

なぜ今日まで待ったのかと言うと、初回クーポンがあったからだ。僕のイオンカードはゴールドカードで、我が家のエリアがネットスーパー対応地域になることが決まってから毎月ダイレクトメールを送ってきてくれたのだ。

ゴールドカードと言っても、年会費永年無料。以前ノーマルカードをメインカードとしてつかっていたら、インビテーションがやってきたので年会費無料なら切り替えよと思って入手したので、別に富裕層なわけではない。

ダイレクトメールを「送ってきてくれた」というとどうも好意的なサウンド(笑)。イオンカードゴールドさん向けの初回クーポンは、一般の「初回40%オフ+配達料無料」より少し有利な「初回50%オフ+配達料無料」だからだ。

割引額は上限5000円。10000円分注文すれば5000円割引されて、5000円で購入できるということ。がっつり半額セール。

スーパーで半額シールを血眼で探すよりこっちで上限目いっぱい購入した方が良い。

なので、先日疲れ切ったときにその初回クーポンを脳みそ空っぽの状態で使うより、必要なものをよく考えて割引上限目いっぱいの、代金総合計10000円分がっつり買おうと思っていた。

昨日仕事の一応の締め切りが終わり今日は誰からも音沙汰がなく平和だったので、今日やってみようと、テレビを観ながらぼんやりネットスーパーの会員登録を完了。

さて、何を買うかだ。来週は旅に出るので生ものは必要ないため、中長期で必要な保存のきくもの常備しているものを一応リスアップしておいて、バスケットの中に入れて行った。

が、買い物かごにかなり入れたのに、合計金額はまだ4000円ほど。普通のスーパーで1万円使うのって意外と難しい。いや、普段スーパーのレジで会計したところ思った以上に代金がかさんでビビることも多いので、自宅からネットスーパーで注文した方が購入するものをよく考えるから、雰囲気に流されてかごにちょこちょこ入れることが少ないのだろうと思う。

とはいえ、せっかくの半額セール・がっつり買いましょう、一万円まではなんでも半額で買えるのだ。知恵を絞って品物を加えて行った。新しく見つけたもののの他に、すでにかごに入れたもののうちいくつあっても不良在庫になる可能性が無いものの数を増やしたりもした。

その結果、一例で言うと、トマト缶(一個約140円)は12個購入(笑)。大好物の鎌倉の七里ガ浜の名店「珊瑚礁」のレトルトキーマカレーは一個入れていたが二個に増加。「あ、サラダ油が切れそうなんだった」と思い出し、ヘルシーリセッタも一本in。

そうやって小一時間ほどかけてようやく10000円に達したので会計に進む。

最後に初回50%オフのクーポンコードを入れて金額確認をすると値引きが4500円ほどになっている・・・10000円強買ったのになんで5000円に達していないの?と思ったら、税引き合計の50%オフだということが判明。

もう一度お買い物リストに戻り、1000円分ほど品物を加える。が、なかなか必要なものがない(笑)。やはり生鮮食品が無いと厳しい。

結局コーヒー豆を一つ追加したり、仏様のお供え用の水ようかんを加えたりして、再度会計に。

値引額5000えん!目標達成。

クレジットカードでさっさと会計した。値引き後の負担額5481円。あれだけの量が5500円。

Costcoであの勢いで買ったら間違いなく30000円くらいになっているだろう(笑)。量もそれなりにはなるけど。

いい買い物ができたと思う。

初回注文クーポンを使うと、今度は来月末まで使える「30%オフ(割引上限額5000円)+配達料無料」というクーポンが二回分届くらしい。その二回を使い切っても、三回目の注文からは配達料が期間内何度でも無料なんだとか。

ここで質問。
Q. 30%オフで割引上限額5000円と言うことは合計でいくら買えば上限の5000円の割引を勝ち取れるのでしょうか。

A. そうですね。5000円÷0.3=約16667円ですね。

そのうち5000円が値引きされるので実際の支払額は約11667円になります(+消費税ですが)。ネットスーパーと言っても、見たところ基本的に値段はイオンの実店舗と変わらないので、割引率としては結構いいと思うのですが、どうでしょう。

でも必要なもの必ず使い切るほど必要なもので16667円分の品物を選ぶのって結構ホネですね。確実に毎日減っていくコーヒー豆(一袋500円)とかを多めに加えましょうか。酒買えばすぐに達成すると思ってたら、酒とか特定のブランドの化粧品(きっと高いやつ)などはクーポン割引の対象外になっているんですよね。

必要なもので単価が高い物をスーパーの品物リストの中から見つけないと。

牛肉もも焼肉用とかひれステーキとかだと即座に合計額が上がっていくのですが、数日間家にいるときじゃないと買えないしな。

ま、でも使いやすいですね。配送料上乗せして商品の単価をすごく高くしてるのかなと思ってたらそんなことなさそうですしね。

こうやってイオンの策略に嵌められていく(笑)。

タオルを畳みながら、浩宮さまとボーイスカウト活動を懐かしく思い出す夜。

2024-09-27 01:02:48 | 日記
洗濯したバスタオルなどを畳んで棚に収納していたらふと思い出した。

僕は高校生までボーイスカウト活動をしていた。なんで思い出したかと言うと、タオルの畳み方だ。

基本的に規律が重んじられて、野外生活をするときにキャンプや野外活動施設を利用するのだが、その野外活動施設もどえらい規律でがんじがらめ。

施設ではどこに行っても朝起きた後の寝具はきれいに畳んでベッドの足元に置いておかなければならなかったのだ。そういう施設なのでふかふかの布団はない、ベッドの上に毛布があるのみ。寒いときは2~3枚使うことくらいは許される。だけど、起きたらとにかくきれいに整えなければならない。

毛布を畳むときは端と端を寸分たがわずきっちりと合わせる。隅が合っていないと、施設長にできるまでやり直しを命じられる。

きれいに折りたたんだ後も気が抜けない。

毛布は通常と同じで3~4回折り畳んで長方形の状態にするのだが、それをベッドの足元に置くときには、折り目が山になった方を入り口の方に向けておかなければならない。ビラビラになった方は入り口からは見えない方に向ける。そうすると部屋に入ってベッドを見た時にきれいに見えるからだ。

それを18になるまできっちりやっていたからか、今でも毛布やタオルなどを畳んで収納するときは、無意識に見える側に折り目の山側がくるようにしている。

自宅できっちりとした生活をしていない仲間はいつもやり直しを命じられて非常に苦労していた。習慣がないから仕方ないですね。

僕には習慣はなかったけれども「きれいに見えるので、必ずこのように整理整頓をするように」と施設の人に言われたときに、(なるほどなぁ、きれいだよなぁ)と納得したので、特に抵抗もなく習慣化できた。

今のコスパ・タイパ至上主義の皆さんに言うと「それ、意味あるんすか?」ってことになるだろう。「棚に置いてあるバスタオルのこっち側にビラビラが来ていても山側が来ていても、利便性に何の違いもないじゃないっすかぁ。」ってな感じで(笑)。

「美味けりゃどんな食べ方してもいいじゃないっすかぁ」って言いながら片膝立てて犬食いする人を見るときと一緒で、僕はそういう考え方が好きではない。

とバスタオルを畳みながら考えていた。

両親が共働きだったことと、母が僕に毎日行く学校とは全く違う別の世界を持たせたかったのがそもそものきっかけで、小学1年生くらいの頃に活動を始めた。18の頃までやって、大学は故郷を離れることにしたのでそれをきっかけに退団した。

母の思惑通り、ボーイスカウトの仲間たちはそれぞれ別の学校に通っていたので、僕には毎日行く学校とは違うコミュニティができて、それが視野を少し広くしてくれたのだと思う。学校ではひどくいじめられたこともあったけれども(全然きれいじゃない。いじめる方もしたことがある)、自分にはこことは別の世界があると思っていたから「くだらねえ」と思っていた。

毎年真夏と酷寒の真冬にキャンプがあったが、真冬のキャンプの方が数倍楽しかった。凍えるような寒さの中、夜は寝袋にくるまって仲間とおしゃべりをした。

ボーイスカウトにはジャンボリーと呼ばれる世界大会が数年ごとに世界のどこかであって世界中からスカウトが集まるのだが、ジャンボリーは中学生の隊員向けで僕は行ったことが無い。しかし、退団する直前に高校生向けの「ベンチャースカウト大会」という世界大会があり、それに参加した。

規模は数千人。もしかしたら一万人はゆうに超えていたのかもしれない。僕の時は富士山麓の朝霧高原にある自衛隊の演習場全体が貸し出され、そこに国内外からおびただしい数のスカウトが集まって10日間ほど野営をして暮らした。

いろいろな国から来た仲間と中学高校の英語の授業で習った単語や表現をつなぎ合わせて、コミュニケーションを取った。なんとかなるもんだと思った(笑)。

自衛隊の演習場と言うのは、広大な一つの町のようで、その中に水場のある「町内」的なエリアがたくさんあった。僕らはそれぞれのグループごとに割り当てられた「町内」をキャンプ地とした。

世界中からスカウトが集まるので、朝は各宗教の集いが催され、仏教徒は和尚さんと一緒にお経を詠じたり、キリスト教徒向けには牧師さんがやってきてミサや礼拝を行っていた。その他各種宗教の集いがあった。あ、もちろん神道の集いもあった。みんな自分の信心に合った集いに参加する。

昼間はそれぞれに活動プログラムが用意されていて、富士山に登りに行ったり、富士五湖でカヌーの技術習得をしたり、木工細工をしたり、ありとあらゆるプログラムがあった。

今考えると、集団行動が苦手な僕がよくあそこまで楽しめたなと思う。

当時の総裁は(名誉総裁だったかな)、おそらくまだ30歳前後の頃の浩宮さま(今上天皇陛下)で、僕らの10日ほどの野営中一日視察に来られたことがあった。僕は工作か何かをしていたと思うが、その近くを通られたので5~10mの至近距離で拝見することができた。

ああいう方と言うのは、こちらが好意的に思っているか思っていないかに関わらず、尋常じゃないオーラがある。皇室好きな人はもちろんそれをビンビン感じるのだろうが、共産思想なんかを色濃く持っていて普段皇室自体を強く批判をしているような人であっても、いざ目の当たりにすると気圧されてしまうのだろうと思う。

ボーイスカウトにはいろいろな技術の習熟度に従ってランクがあって(柔道の帯の色みたいなものかな)、高校生の部でその最高位に達すると(日本全体で年にほんの数人しかいない)、浩宮様に拝謁・歓談する機会が与えられる。僕はその機会には恵まれなかった。

浩宮さま拝謁についてボーイスカウト内部で語られている「伝説」のようなものがあった。習熟度がそのランクまで達した優秀なスカウトと言えど所詮は高校生である。あるスカウトが実際に浩宮さまに拝謁できることとなったときのことだ。

その時、あろうことかそいつはいきなり、

「浩宮様は女性の下着はどのようなものがお好きでしょうか?」

と無礼な質問をしたそうだ。それに対するお答えがさすがということで伝説になっていた。是非あの微笑みを思い浮かべながら読んでほしい。

浩宮さま、すなわち今上天皇陛下は静かに微笑みつつ、こうおっしゃった。

「あなたと同じです。」

伝説なのでたぶん作り話だと思うし、たぶんボーイスカウトと言うところを入れ替えた同じ話が山ほどあるんだろうと思う(笑)。

だが、うまくできた答えだなと思う。だれも傷つけない、きれいぶってもいない、だけど汚らしくもない。

ということで、皇室の存在について特に政治的な意見は持っていないが、18歳のあの夏に至近距離でお見掛けした今上天皇陛下にはいい印象を持っているのだ。

さ、タオルの収納続きしよ。