『アートと暮らす』~アートセラピストブログ

アートセラピストとして活動するクエストSTAFFが現場の声をお伝えします。アートセラピー情報もタイムリーにお届けします!

アートセラピーを使ったカウンセリング実習

2013-08-14 11:32:22 | Weblog
こんにちは、ふみぽんです。

猛暑が続きますね。熱中症には要注意だそうです。

10、11日は大阪アートセラピスト養成講座でした。
クラスも
残り今月と来月で終了、
時の流れは早いものです。

今回は、臨床の現場から
精神疾患の患者さんの絵を中心に
アートセラピーによる絵の変化や効果について見ていきます。

さらには、
アートセラピストとして身に着けておきたい学びとして
絵を使った本格的なカウンセリング実習を行いました。

『風景構成法』という描画分析法の絵を使い
クライアントの心に寄り添い、話を聴いていく実習です。

カウンセリングに役立つアートセラピーは
クラスの中で、いろいろ勉強することができます。

その中でも、まず基礎として大事にしているのが
『風景構成法』を使ったカウンセリングです。




この絵に表れている心の風景やそのストーリーを聴きながら
じっくりとクライアントの心に寄り添っていくのです。

ただ絵の中の世界を話してもらい、
セラピストは、何の判断も分析もせずに、ただ聴いていくこと。

そんなやり取りの中で
クライアントは客観的に自分を振り返ることができたり
安心してセラピストに話せることで、気持ちが整理できたり

時には
悩んでいた時には、思いつかなかったようなアイディアを
絵を通して発見したり

クライアント自身が何かしらの変化を感じ取っていきます。

現実に起こっている出来事ではなく
絵を通して話しているからこそ
見えてくることと思います。

私たちセラピストはそこに寄り添うことが何よりの仕事なのです。

今回の大阪クラスの受講生は、すでに素敵なセラピストでした。
話を聴いている後ろ姿は、優しくも頼もしい姿でした。

感動して、ちょっと涙がでそうなひと時でした。




秋からもアートセラピスト養成講座自己分析心理学講座
スタートします。

現在、スクール説明&体験レッスンを開催しています。

体験レッスンにて
実際に授業で行っているような
グループでのシェアリングなど
体験することができます。

是非ご参加ください。
お待ちしています。

by fumipon







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