『アートと暮らす』~アートセラピストブログ

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心のアトリエ、涙の修了式☆

2010-03-23 18:42:01 | 心のアトリエ
こんにちは、mackeyです。

先週、私がやっている親子のクラス「心のアトリエ」が修了式を迎えました。

毎年のことですが、いつも気合いが入ります。
今年は、とっても器用で愛情深いしづも一緒に準備をしてくれたので、
夜なべをしないですみました・・・。(ありがとう!しづ)

まず、子ども達へのメダル。
周りの○はひとりひとり、子ども達の写真です。
アトリエの子ども達は小学校にあがると、学区の関係で、結構バラバラになってしまいます。
幼稚園の頃、こんな友達と「心のアトリエ」で一緒に過ごしたなーって思い出してくれたらいいなと思って、こんなメダルをつくりました。
(裏にはバッチリ私たちの写真とメッセージも・・・笑)

そして、真ん中の○は、その子をイメージして、セラピスト・サポーターでアートをしました。なので、世界に一つだけのメダルです。



修了式のときには、普段ほど汚れるアートはしません。
今回は、子ども達ひとりひとりのキラキラや尊い命を光に見立て、その光を灯すキャンドルホルダーをつくりました。

 真剣です・・・

そして、舞台があるスペースに移動し、みんな自分がつくったキャンドルホルダーを自分が一番置きたい場所に置きました。
 みんな、自分のとお母さんのや兄弟のをそばに置くのがほほえましい・・・・

そしてそして。
部屋を真っ暗にして、ミュージックスタート!
&点灯式!!



思わず声が出ちゃうくらいきれいなんです。
子ども達もみんなみんな集まってきます。
火に夢中で、髪が燃えそうになるくらい・・・笑。

そして、そんな彼らのキラキラな命が輝いている場所で、修了式ははじまります。

 
いい笑顔!               はずかしい・・・
 
一番長く通ったMちゃん         なんて書いてあるんだ?

そして、お母さん達にもセラピスト・サポーターから手作りのカードを渡しました。

ふと見ると、あれ・・・お母さん達が泣いてる・・・・。
その姿を見て、また私たちも涙が・・・。

本当にとってもあったかい修了式でした。

いつもお母さん達から一言ずつ子ども達にメッセージを伝えてもらうのですが、
子どもたちの反応はさまざまです。

かたまって一点を見つめながら聞く子。
お母さんの方をじーっと見ながら聞く子。
えへへ、ふふふ、と笑い声がこぼれながら聞く子。
体をくねくねしながら聞く子。

その姿どれもがとっても愛しいのです。

この日ばかりは、帰りもなんとなく、去りがたい・・・
そんな空気が流れます。

ずっと通ってくれていたMちゃんは、ぎゅっと抱きついてきて
「mackey、会えなくなっちゃうのさみしいけど、大好きだよ!」って
伝えてくれました。
6歳の女の子がこんな風に、表現して伝えられるなんて、すごいことです。

こうやって子ども達から、私はいつもいつも喜びをもらいます。
そして、お母さん達からも。

Mちゃんのお母さんと別れるのもとてもさみしく、部屋の外で立ち話をしてました。
でも話が終わっても、なかなか別れられず、涙ばかりが出てきます。

「心のアトリエ」は、子どもが自由に発散し、表現できる場としてつくりましたが、お母さん達にもずいぶん助けられているのです。
一緒につくり出している感覚がある分、さみしさも募ります。

でも、あるお母さんはにっこにこ笑っています。
「もー、Yさん、いっぱいわらっちゃってー!」とつっこんだら、
「だって、みんな泣いてるんだもん。私くらい笑ってないと!」って
これまた素敵な笑顔を見せてくれました。

なんてすてきな人たちばかり・・・。

来週からはもう新しい年度がはじまります。
続けて参加しくれる子ども達もいます。
なんと、新しいサポーターが大阪から!!参加してくれることにもなっています。

みんな、ありがとう!!


最後に記念撮影「へんがおー!」

written by mackey















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