フォトが教えてくれること

土曜日、3回目のフォトセラピーのクラスを行いました。
今回、みんなはすこーし暗めモード・・・。
なぜなら、前回のクラスで仲間に撮ってもらった『自分の写真』を見るからです。
自分だけが写った写真を24枚ズラーッと並べるのは、慣れていない人にとってはとても勇気がいるものです。
たくさんしゃべる人、無口になる人・・・いろいろでした。

が、この体験はしてみると大きいのです。

人は自分に対して理想があり、知らず知らずそんな自分を目指しています。
「美しい自分」
「カッコイイ自分」
など、外見の美からはじまって、
「粋な自分」
「柔軟性のある自分」・・・etc.

そんな自分像があればあるほど、「そうでない自分」をなるべく見たくない。

私もそうでした。
私は人から写真を撮られるのがとっても苦手で、自分が把握できていない自分（＝人が撮った自分）を相手にさらけ出すことが苦痛でした。

でも、ある人のあることばをきっかけに、“それはすごくもったいないことだったんだ”と気づいた時があったのです。

「mackeyの知らないmackeyに出会えるチャンスなのに！」


-------------------------------------------------

クラスでは、そんな風に写真にうつし出された自分のさまざまな側面を受け取っていくのと同時に、「撮る人によって、写る人も変わる」という体験をしていきます。

同じ人でもカメラマンが違うと、全然違う顔を見せます。
それは、そのカメラマンと被写体との人間関係にももちろんよりますが、もう一つ。
そのカメラマンが人のどんなところに視点を向けるか、ということにもかかってきます。

さてさてみなさんは、自分が人のどんなところに視点を向けているか、そしてその人のどんなところを引き出して、受け取っているか、意識したことはありますか？


--------------------------------------------

クラスは、結局たくさんの笑いで終わりました。
ただ、写真をあれだけの枚数見ると、ものすごく疲れます。
なので、みなさんゆっくり休んでねー。


written by mackey