会社から離職票が届いており、付属のリーフレットに従い
ネットで仮登録はすませていた。
だけどなにげにハローワークへ行くのは先送りにしていた。
つぶしの全く効かないような特殊な技術業務で食べてきて、
それで気力・体力の衰えた男が、何をしたらいいんだろう。
実家に戻れば細々と食べていける程度の材料は作れてることが
たぶん意欲をさらに。。。
窓口で当然に、希望する職種を問われ
「わたしでもできそうなの」と正直に答えてみると、意外にも通ってしまう。
お金の話になり、これも「最低賃金以上でお願いします。ルール違反は嫌です。」とする。
学生だった頃は、いろいろ躊躇なく単発バイトもやってみた気がするけど
もはや「8時間とか、もつのか?」などと考えている。
ともあれ登録をすます。人々は皆親切だ、いとありがたし。
だがしかし、ひとつ厳しい現実にも遭遇
「職業訓練」には興味があって、ここで資格ひとついただくとか
なんらか一芸増やすとか、そんなことを安易に考えていたんだけど
理系資格関連のコースとなると、月~金まいにち9~17時を半年とか。。。
電工二種あたりを頂点とする実務コースで、なんでそんなに時間を要するのか?
もはや対象が、オームの法則を聞いたこともない父さんたちとしか思えないよ。
で、それ以外となると「調理コースって参加できますかね?」と問えば、
「あなた、調理師なって就職するつもりあるんですか?」と言った感じ。
呆れられるかもしれないけど、ほんと現実が見えてなかったなぁ。
ほんとに「シュミの一芸講座」みたいに考えてたかも。。。
探すのは、短時間で毎日ではなくて、キモチがまじめなら務まるもの。
。。。そんなのあるのか?自分が滑稽に見えてきたけど、楽しんでみよう。
【9/4追記】
職業訓練についての妙な違和感の理由はおそらく、
シルバー人材センターの講習会とあまりに開きがあることだと気づいた。
あっちは「障子張替え実務」みたいな講習会やってて、それは丸1日程度だし。
月~金まで毎日毎日電気の勉強ってのはおそらく
普通科の高校出たとか、そういう若い奴に
「これ、こつこつやれば食べていけるけどどう?」みたいな生活の糧を与えるのが目的・かな?