なまけものの亀がゆく

早期退職者が、日々うろうろしてみる 人に見せる文章なら本来割愛するものを、しかし自分のために書き残してる呆れた世界

はじめてのハローワーク

2021-09-03 23:51:18 | 日記

会社から離職票が届いており、付属のリーフレットに従い

ネットで仮登録はすませていた。

だけどなにげにハローワークへ行くのは先送りにしていた。

つぶしの全く効かないような特殊な技術業務で食べてきて、

それで気力・体力の衰えた男が、何をしたらいいんだろう。

実家に戻れば細々と食べていける程度の材料は作れてることが

たぶん意欲をさらに。。。

 

窓口で当然に、希望する職種を問われ

「わたしでもできそうなの」と正直に答えてみると、意外にも通ってしまう。

お金の話になり、これも「最低賃金以上でお願いします。ルール違反は嫌です。」とする。

学生だった頃は、いろいろ躊躇なく単発バイトもやってみた気がするけど

もはや「8時間とか、もつのか?」などと考えている。

ともあれ登録をすます。人々は皆親切だ、いとありがたし。

 

だがしかし、ひとつ厳しい現実にも遭遇

 

「職業訓練」には興味があって、ここで資格ひとついただくとか

なんらか一芸増やすとか、そんなことを安易に考えていたんだけど

理系資格関連のコースとなると、月~金まいにち9~17時を半年とか。。。

電工二種あたりを頂点とする実務コースで、なんでそんなに時間を要するのか?

もはや対象が、オームの法則を聞いたこともない父さんたちとしか思えないよ。

 

で、それ以外となると「調理コースって参加できますかね?」と問えば、

「あなた、調理師なって就職するつもりあるんですか?」と言った感じ。

呆れられるかもしれないけど、ほんと現実が見えてなかったなぁ。

ほんとに「シュミの一芸講座」みたいに考えてたかも。。。

 

探すのは、短時間で毎日ではなくて、キモチがまじめなら務まるもの。

。。。そんなのあるのか?自分が滑稽に見えてきたけど、楽しんでみよう。

 

【9/4追記】

職業訓練についての妙な違和感の理由はおそらく、

シルバー人材センターの講習会とあまりに開きがあることだと気づいた。

あっちは「障子張替え実務」みたいな講習会やってて、それは丸1日程度だし。

月~金まで毎日毎日電気の勉強ってのはおそらく

普通科の高校出たとか、そういう若い奴に

「これ、こつこつやれば食べていけるけどどう?」みたいな生活の糧を与えるのが目的・かな?

コメント
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