ある年の末、雑誌の質問コーナーで、若者が苦悩を吐露していた。
「何をやっても三日坊主です。熱中できるのは三日が限度です。
自分が嫌になります。どうしたらよいのでしょうか。」
回答者は答えた。
「きみは来年、三日坊主を100以上やりなさい。
そしたら300日以上、全力で生きてることになる。」
かなり呆れたけど、その解答見て別の話をひとつ思い出した。
たとえ話で、
「ここに、伏せられたカードが10枚あるとする。
1枚だけが当たり。他の9枚は、開くとけっこう酷い目に合う。」
「さて、成功する人って、こんなときどうすると思う?」
答えは、
「当たりが出るまで、全力でカードを開き続ける」なんだそうな。
それまでは、けっこう酷い目にあったとしても
気にもせず、あるいは耐えて。
おそらく多くの個人は、この世の僅かな表面としか接することなく
ある人は 天命を受けたように、頑張りを頑張りともせず生きてたり
ある人は 常に不満を抱えて、くたびれて、俯いてたりするのだろう。
スティーヴ・ジョブスは毎朝、鏡の自分を見つめながら
「もし今日死ぬなら、今日やろうとしていることを本当にやるか?」
と、自問していたという逸話を遺している。
満ち足りない今が今あるなら、その段階ではそれが続く限り
「変わり続ける」ことに全力をかける必要があって、
でもやはり、それには痛みも悩みも伴い続けるわけで。
どこかにたどり着くまでは、せめて三日間くらいは
その時点で「これだ!」て思えるものを各種頑張ってみろってのは
かなり素敵なアドバイスなのかもしれないですね。