なまけものの亀がゆく

早期退職者が、日々うろうろしてみる 人に見せる文章なら本来割愛するものを、しかし自分のために書き残してる呆れた世界

古い洋食屋のランチタイムにて

2021-10-04 12:36:45 | 日記

朝からネットゲームの本日分ノルマに手をつけてみたりしつつ

ハローワークのセミナーや区の生涯学習講座を計7日分ブッキング。

HDDに溜まってた古いTVの教養講座など見ていたら、

あっという間にランチタイムが近づく。

 

フラフラと家を出て、たまーに行く古い洋食屋に入店。

いまどきは飲食店に入ると、店員が子供みたいに見えたりもするんだけど

ここは半世紀以上も続いている店とのことで、たぶん店員さん達もほぼ

その開店日からほとんど入れ替わりなしで働いてるんじゃなかろうか。

あまり行く頻度は高くないはずなんだけど、とうとつに

「はい、いつものカツカレー」などと言われて魂消させられたりする。

(確かに2回に1回以上、カツカレー食べてるけど。。。)

 

入店したら接客対応のかーさんが「久しぶり」と微笑む。

日替わり定食を運んできつつ、「今日から夜営業すこし始めます」と微笑む。

「お客さん、戻ってきてくれるといいけど」と微笑む。

?これまで、そんなに会話を交わしたことはなかったのだけれど。

 

気づいた。

緊急事態宣言が明けたので、ぼくがランチタイム外食を再開したと思ったんだね?

いやすまん、ここは久々だけど毎日どこかで外食してたんだ。

 

日替わり定食を美味しくいただき、会計をすませて退店するとき

厨房の中のとーさんも、とても嬉しそうな笑顔でぼくを見送ってくれた。

 

なんかひどく心に刺さっている。

コロナはこんな人々を不安にさせて苦しめているのか。

こんなときに「開けない夜はない」という言葉を使うのだろうけど、

それは 長く誠実にイトナミを続けてきた人々に対し、あまりにも空々しい。

 

こんな優しい人達が、こんどこそ悲しまずに済みますように。

静かに日々、額に汗して働く人々が きちんと報われますように。

 

【2021/12/7追記:カツカレー】

古い洋食屋のスタイルなのか、カツライスのカツにカレーをたっぷりかけた風貌。

具がゴロゴロ入ってるのも、昔風で実に素晴らしい。

店のかーさんは「はい、まいどのカツカレー」と、今日も楽しそう。

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