人生、失敗しちゃった~ニート後遺症 闘病記~

十数年のニートをやめて一年。ニート後遺症と戦う、ニート研究家。

ウグイスも敵・脱ニート者川柳15

2016年03月04日 | 脱ニート者の川柳
脱ニート者川柳15

ウグイスの 初歌にさえ 急かされる



毎年、初ウグイスを聞いてはなごんできた。へたくそな鳴き方が微笑ましかったり、母とどちらが先に初歌を聞くか競争したり。一昨年、脱ニートを決めてから二度めの春。二回目のウグイス。初歌を聞くとなごむことなく、下腹がギリギリ痛む。また季節がめぐってきてしまった。その思いばかりが強い。早く、もう一度、ウグイスの歌を楽しめるようになるんだ。この脱ニートめ。

もはや就活がライフワーク 脱ニート者川柳13

2016年03月02日 | 脱ニート者の川柳
脱ニート者川柳13

四十越え、書いた履歴書、小さな字



四十越えて履歴書書くストレス、ものすごい。その上、笑ってしまうくらいキレイな履歴。真っ白な履歴。字が上手くないので薄くエンピツで下書きをしてから書き始める。気付くとその下書きの三分の二、更に三分の一くらいの大きさ。ボールペンなのに色まで薄いのは筆圧のせい。自信がない、不安、できれば布団にもぐりこみたい、そういう後ろ向きさが見事に表現されている。なんとか人並みに教員免許などを持っているのでそこだけはちょっと強気で太くなっているのがまた、気恥かしい。

個人的なメンタルな問題で、履歴書が書けなかった。白紙の履歴書を前に一時間以上硬直したり発汗が止まらなかったこともあった。それについてもまたここで吐き出そう。最近は絞り出している。

季節と向き合う脱ニート者川柳12

2016年03月01日 | 脱ニート者の川柳
脱ニート者川柳12

暖かい、風を喜ぶ、日はいつか



※暖かくなればなるほど、陽が長くなればなるほど、プレッシャー、ストレスに見舞われるのが脱ニート者。時間が過ぎる、ということが逐一、怖くて辛いのが脱ニート者。人生無駄遣いし続けた結果がこれ。春、喜びたいなあ、すっきりと

元ニートの特技川柳

2016年02月26日 | 脱ニート者の川柳
脱ニート川柳10

履歴書に、特技「妄想」、とは書けない



そのまま。幼稚な妄想ばかりをしてしまう。どこかから先祖の残した資産が発掘されるとか。思い出すと顔が真っ赤になるような妄想なのに、している時は意外と本気で、あり得るかもしれないリアルな設定を細かく作りあげる。それをそのまま文章に起こせばちょっとした三文小説ができるんじゃないかと思うくらい。その時間を求人探しや面接に使えよと。そんなものにすがるなよと。