死への願望がもたげる。【動き出した時間或いはニート後遺症の詳細】3
死への願望がもたげる。
楽になりたい一心。日々が楽しくないとか辛いとかは構わない。自業自得だから。ただこれがいつまで経っても改善する、好転する気配がなく、その先細りしかみえない人生に母を巻きこんでいるのが苦しい。泥の中を頭まで浸かって歩くような閉塞感のまま、いつまでがんばればいいのか。いつかは好転するのか。そう考えると絶望的。単純で俗な話、モノが壊れる。そうするともう、買えない。電子レンジが壊れて半年になる。けれども買えない。そうやって少しずつ先細っていく。金銭的にも体力的にも年齢的にもそう。目減りしていくだけで増えることがない。
楽しかったはずの娯楽はすべて、逆にトラウマ化した。「楽しかったニート時代」の象徴だからだ。はっきりと「あの頃は楽しかった」「あの頃に戻りたい」とてらいなく思う。それは絶対に叶うことのない自分の脆弱さゆえの願望だと分かっているけれども、それとは別に実感として、だから触れたくなくなっている。気付くと娯楽は全てトラウマ化し、触れるとまず嘔吐感、そしてめまい。体が重くなる。妙な熱感が生じる。なのにじっとしていられず徘徊したくなる。閉塞感に何度も深呼吸をする。
身体
久しぶりに会う人のみならず、よく顔を合わせているはずのご近所にも心配されるほど痩せ細る。
死への願望がもたげる。
楽になりたい一心。日々が楽しくないとか辛いとかは構わない。自業自得だから。ただこれがいつまで経っても改善する、好転する気配がなく、その先細りしかみえない人生に母を巻きこんでいるのが苦しい。泥の中を頭まで浸かって歩くような閉塞感のまま、いつまでがんばればいいのか。いつかは好転するのか。そう考えると絶望的。単純で俗な話、モノが壊れる。そうするともう、買えない。電子レンジが壊れて半年になる。けれども買えない。そうやって少しずつ先細っていく。金銭的にも体力的にも年齢的にもそう。目減りしていくだけで増えることがない。
楽しかったはずの娯楽はすべて、逆にトラウマ化した。「楽しかったニート時代」の象徴だからだ。はっきりと「あの頃は楽しかった」「あの頃に戻りたい」とてらいなく思う。それは絶対に叶うことのない自分の脆弱さゆえの願望だと分かっているけれども、それとは別に実感として、だから触れたくなくなっている。気付くと娯楽は全てトラウマ化し、触れるとまず嘔吐感、そしてめまい。体が重くなる。妙な熱感が生じる。なのにじっとしていられず徘徊したくなる。閉塞感に何度も深呼吸をする。
身体
久しぶりに会う人のみならず、よく顔を合わせているはずのご近所にも心配されるほど痩せ細る。