Loomings

映画・舞台の感想や俳優さん情報等。基本各種メディア込みのレ・ミゼラブル廃。近頃は「ただの日記」多し。

日記です

2024-03-08 21:27:17 | 雑記
のち一時のち一時
——とまあ、非常に変わり易い空模様の一日でした。明け方5時台にトイレへ行った時には、まだ雪は降っていませんでしたが、7時半頃に起きたら、外の木々にもよそのお家の屋根にも白いものが降り積もっていました。その後も午前中はずっと細かい雨が降り続きました。

そんなわけで、今日も外出はせず。洗濯もできず。朝ごはんは軽め。朝ドラは、前回の(養)父・梅吉の死を経て、鈴子が「家族」の問題に一つの答えを出した希望ある回でした。
目眩はまだ少し残っていますが、薬を飲みつつ横になったり起き上がったりしているうちに、次第に良くなってきました。
家にこもってしていたことは専ら読書。それも、こういう時でもないとできない長編小説一気読みでした。読んだのはアガサ・クリスティの『なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか?』。クリスティ作品は長編も短編集も、シリーズ物もノンシリーズ物も合わせて90%は読んでいると思いますが、このノンシリーズ作品は未読でした。近々NHKの『アストリッドとラファエル』を放送していた枠でドラマ版が放映されるので、これを機に読んでみようと思ったのです。





幼馴染の若い男女が、たまたま遭遇した或る不審死の謎を自分たちで解明しようとするのですが、当然ながら何度も壁にぶち当たったり生命の危機に見舞われたり——というストーリー。
エルキュール・ポアロやミス・マープル、またはノンシリーズ作品であってもバトル警視のように、外側から事件を俯瞰できる人がいないがゆえのスリリングさとコメディ的展開が楽しいです。ヒロインのフランキーが「事件全体を一つの作品と考えるなら、自分たちは三幕くらいになってやっと登場したのでは?」というようなことを言うのですが ネタバレ実際その通りで、発端となる事件の秘密を解明しつつあった探偵役こそが作品冒頭の被害者だったということが後に判ります。ネタバレ
それにしても犯人の犯罪者スキルと言うかスペックはどんだけ?と思ってしまいますね

というわけで、何かを学ぶためではなく、久しぶりにただ楽しむための読書ができました。

お昼ごはんは以前から作りたかった目玉焼き&ソーセージ丼。そんな大それたものではないシンプルメニューですが、なかなか試みる機会がなく憧れだったのです。ご飯の上に韓国海苔風の海苔フレークを散らし、その上に目玉焼きと焼きソーセージ(シャウエッセン)を載せ、高菜漬けも添えていただきました。
晩ごはんは醤油ラーメン。今日のベースはマルちゃんの「ズバーン」です。買い置きのチャーシューに味玉、刻みネギにもやしにほうれん草、メンマを載せ、海苔も添えて、本格っぽい(?)仕上がりになりました。

夜はこの後、NHKの【ドキュメント72時間】を久しぶりにリアルタイムで観る予定です。

さて——
お昼のNHKニュースを見ていたら、漫画家の鳥山明先生が亡くなったとの報が入り驚きました。









夜のニュースでは、BBCやアメリカのニューズウィーク、またフランスや中国や台湾などのアジア各国でも取り上げられ、多くのファンがショックと悲しみ、そして哀悼の意を表明していると報じられました。
自分自身は『ドラゴンボール』世代ではありませんが、世代ではないだけで、ドラゴンクエストのデザインはじめ、気がつけば当たり前のようにそこにある存在でありキャラクターであり、だから先生ご自身もずっとそこにいらっしゃるものと思ってしまっていたのかもしれません。手塚先生や藤子不二雄両先生、海外ではブルーナさんやシュルツさんなどは、なんとなく「亡くなったりしない」ものと捉えていたような……
それにしてもまだ67歳とは早過ぎます。今はただ、どうぞゆっくりお休みくださいと申し上げるのみです。

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