Loomings

映画・舞台の感想や俳優さん情報等。基本各種メディア込みのレ・ミゼラブル廃。近頃は「ただの日記」多し。

今日のおでかけ

2021-08-20 22:58:34 | 雑記
ときどき
今日は昨日より雲多めでしたが、昨日にも増して暑かったです。

「おでかけ」について書く前に——
今朝、漫画家みなもと太郎先生の訃報が伝えられました。





代表作としては絶筆、そして未完となってしまった『風雲児たち』が挙げられますが、自分にとっては子供の頃からの愛読書『レ・ミゼラブル』漫画版を描いてくれた先生です。
自分のツイート、そして他のかたのツイートも貼っておきます。







希望コミックス版は家族や当時のクラスメイトの間でも回し読みされ、比較的最近《復刊ドットコム》経由で出た上下巻まとめての復刊版も、もちろん持っています。現在はコミックシーモアその他で電子書籍として購入可能だと思います(そちらも買いました)。
ギャグアレンジはされていますが、基本は原作に忠実な、リスペクトあるコミカライズです。忠実と言っても、エポニーヌの出番は殆どなく(名前も記されていません)ガヴローシュは登場せず、ジャベール警部が回心と生存の道を選ぶ等の脚色や改変はあります。前二者については、元が「児童向け漫画」だったから、マリウスが二股男みたいに見えるのを避けるため、また「子供が戦いの中で命を落とす」場面を英雄的なものとして描きたくなかったのではないか、など推察できます。しかし、ジャベールさんが自殺を思いとどまることについては、ジャベール生存ルートの最適解であったと、今も思っています。
一方、これは当然ギャグ漫画的脚色だろうと思っていたエピソードが、実は原作に忠実だったと知った時は驚きました。たとえば、マリウスの堅パンをバリバリかじって「おいしいわ」と言うエポニーヌ。そして、バルジャンとフォーシュルヴァンさんによる修道院での「墓場で脱出大作戦」に至っては、かなり細かいところまで原作通り。まあ、あのくだりはそのままヴィジュアル化すれば笑うしかなく、だから多くの映像化作品ではスルーされてしまっているわけですが——
それはともかく、基本となる原作の精神を描き出すことに関しては揺るぎなく、だからこそ今に至るまで評価されているのだと思います。
ご冥福を、と言うより、今はただ「ありがとうございました」と申し上げたいです。

さて、ここからはいつもの日記。
昼過ぎにまた娘のところへ出かけました。暑い中、外に出るのは嫌だったけれど、買ってきてほしい物があると頼まれていたため仕方なく——自宅最寄駅のショッピングセンターでそれを買い、バスで娘の家へ向かいました。
また持って行ったアイスを食べたり、YouTube動画を観たりしながら一休みして、今日も駅前まで出て、娘の好きなつけ麺屋さんで早めの夕食にしました。
それからスーパーでそれぞれの買い物をして、駅前で別れ、自分はまたバスで帰りました。自宅近くの停留所まで珍しくどこにも停まるkとなく、かなり早く戻れて良かったです。
帰宅後は即シャワー。それからしばらく、暑さと疲労でぐったりしてしまいました。
【金曜ロードショー】で放映の『猫の恩返し』も久しぶりに観たかったけれど、今夜はEテレ【にっぽんの芸能】で片岡秀太郎さん追悼特集を観ました。

それにしても、今週は「おでかけ」が多いですね。まあ健康のためには良いことなのでしょう。週の初めには少し歩くとまた腰(股関節?)に痛みを覚えましたが、今日になったらなくなっていました。やはり、少しずつでも毎日歩かなくては。
そして今日は、みなもと先生以外にも、千葉真一さん、笑福亭仁鶴師匠と訃報が相次ぎました。千葉さんは新型コロナだったということです。季節の変わり目と共に、時代の移り変わりも感じてしまいます。どの方にも、お悔やみの言葉よりは「お疲れ様でした。ありがとうございます」と申し上げたいです。

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