往々にして困る相談が“保証期限を過ぎた商品の修理”!
今年から、家電担当部署への異動とは言え、あと2か月も過ぎれば1年間も、この部署での経験者となってしまいます。
流石に経験はものを言うではありませんが、先輩方々から習った仕事で一番困るのが、保証期限が切れた商品の修理依頼です!
その日も、朝一番から嫌な事件(毎回の事件なので、私は慣れましたけど)は勃発いたしました。SC(サービスカウンター)から「修理の件でお客様がみえられていて・・・」。内線越しに吠えている声が聞こえます。。。
助け舟の要請ですので、急いでSCに・・・
客『この店で買った加湿器、まだ3年しか経っていないのに吹き出さなくなった!』
私『3年となると保証は切れているので有償となりますけど?』
客『見積もってくれ!修理代が3千円以上するなら頼まないから!』
(お前さぁ~それが修理をお願いする態度か?と思いながら)
私『3千円ですか?では無理かと思います。』
客『兎に角、見積もって金額を出してくれ!』
私『保証が切れているので、見積もるにも、メーカーに送る送料は実費となりますが?修理をする、しない以前に送料分は御負担していただけますか?』
客『見積金額で判断したいのに、その前に送料の負担とはおかしいだろ!』
私『ですから、3千円と言うのは無理ですと言っているのです。送料だけで千円以上は掛かりますし、今までの経験上、修理費で3千円以下って事はありませんでした。』
客『直すか?直さないか?を選ぶのは此方だろ!』
私『ですから、お客様の判断で直さないなら直さなくても構いませんが、送料の負担だけはお願いするとお話ししているのですが・・・』
客『こんな店、二度と来るか!売りつけておいて3年程度で壊れるなんておかしいだろ!』
・・・あのね、家電製品は“当たり”、“はずれ”ってものがあるのですよ!
それに、持ってきた加湿器・・・3年程度でこんなに汚くなるか???
私『どうされますか?メーカーに送るなら送りますけど?送料だけの負担はお願いできますか?』
そして画像の通りですよ。
客『こんな店に二度と頼むか!山〇電機に行くし、二度と来ないからな!』と、捨て台詞を吐いて帰って行きましたよ!
SC内に居た従業員は、一瞬凍り付いていましたけど、これも私の仕事!
いいやいいやで受け付けると、本当にあとで自分の首を絞める結果となる事も重々経験しているので、保証が切れている修理には本当に、ある一定の線引きをしておかないといけないホムセン業界なのです。
見積もった挙句に連絡すると「そんなに掛かるなら、キャンセルで!」とか、簡単に電話越しに言ってきて、知らんぷりする客が、ほとんど・・・ 当然に、送料をあとで言っても払う客などおりません(だから先に釘を刺して、伝票に署名させておく必要があるのです)。
会社の負担だけじゃなくて、受けた従業員の“始末書”など、働いている此方の身のマイナス評価となっていくのですよ!
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