ホムセンに勤務しているからこそ話せる内容ですが・・・
展示している商品の在庫って、ある程度売れると自動に発注が上がるシステムにもなっているのです(売れない商品は上がらないようにもなっている)。そこで、週一とか決まった日に納入されるのですが、店頭在庫としておけるのが1個だとして、5個も入荷してくると残り4個は倉庫に保管する形となります!
ところが、部署担当者として百以上ある商品の、どこが店頭在庫無しで、どこが埋まっているなど、おおまかな範囲しかわかりませんので、わかっている部分については、品出しを手伝ってくれる仲間に「この1個は店頭に持って行って、あとは倉庫内に保管で」とか指示が出来るのですが、必ずと言ってもれがあるのです(2~3人体制でやっていても、もれは発生する)!
入荷前に展示品だけとなると、写真のようなものを貼ったりするのですが・・・そういう商品によって、必ずと言ってもれが発生することが多く・・・入荷した商品は全て倉庫保管。。。店頭の見本品には欠品表示!お客様の大半は「欠品しているんだ!」と、自己判断で諦めて帰る(当たり前です)。。。
そして、どうしても欲しいお客様が従業員に「こちらが欲しいのですけど、いつごろ入荷しますか?」と聞かれて、対応する従業員が貸与されているスマホで確認すると“在庫5”とか、出てきてびっくりすることもシバシバ!
こればかりは、PC管理が進んでいるホムセン業界の現在でさえ、まれに起こっている現実なのです!
冷静に対処すれば済むのではないかと、読者の方は思うかも知れませんが・・・週一の入荷とは言え、多くの部署があるホムセンは、同日(同じ曜日)に他部署の入荷もあり、配送業者は、どの商品がどの部署のかとかは知りません!ですから、到着次第に倉庫の出入口近くに降ろして帰っていきます(次の配送業者とかもトラックで待っているから)。積み荷の山となると置く場所が無くなっていくので、部署担当者は、倉庫内の自分の部署に運び入れないといけないのです。これを店頭に、これを倉庫内にとか考える時間があるなら、とりあえず倉庫内に持ち込んでから、店頭に出せばよいと言う考えにもなっていくのです。その間にも接客や注文書作成などが重なってくると、店頭品出しがあとへあとへとなり、あっという間に1日が終わってしまうと言うのもざらなのです。
読者の皆様にお伝えしたい事は、ただ1つ!表示には疑いをかけて、最寄りの従業員に一言お声をお掛けくださいませ。m(__)m
欠品表示でも、もしかしたらあるかも知れませんので・・・
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