
ご訪問ありがとうございます。

先日・・・卒園したT園主催の講演会に参加させていただきました

卒園して1年目は案内が届くので参加することができます

この日はあいにくの雨

Agは


広島大学のOT(作業療法士) 石附智奈美先生が講師でしたが
さすがOTさんの領域・・・前半は、感覚統合の見地から発達障害を理解するといったお話でした

感覚的に定型の子との違い
子どもたちの困難さを体験という形で紐解いていただき
お話をただ聞いているだけと違ってメリハリがあり
楽しく受講することができました

後半はABA(応用行動分析)
日常的な関わりの中でのちょっとした工夫で肯定的な行動が増えていくということ(行動の原理)や
ほめるコツ(タイミング)のお話もありました。
このあたりは*PEACCH*でも支援のベースに掲げていますので
その道のプロ(?)の方からお聞きできて
私もまた再認識~大切なところの復習になりました

石附先生はどこかの親の会で、長年に渡ってペアレントトレーニング(ペアトレ)をされておられたようで
色んな事例もお話くださって、なかなか~面白かったです

私が昨年受けたペアトレでは、記録を取ることで効果を測定していましたが
そういった流れも同じでした。
自閉症の支援でもはや鉄板ともいえる
指示の出し方は否定的ではなくて肯定的に

これも日ごろから意識してますし、*PEACCH*でも取り上げたことがありましたので
会員さんも多い中、更に理解を深めてもらえたのではないかと思います。
最後・・・質問の時間で
思っていた通り、誰からも質問が無かったので
僭越ながら挙手して質問させていただきました。
お話の中では
ほめるコツなど・・・もろもろが言葉重視となっていることについて
言葉の理解が乏しいお子さんもいらっしゃると思いますので
その場合はどうなのか?
私が使っているトークンシステムについても(T園でも使っておられる子がいると思うので)
詳しく教えてください。としました。
具体的な言葉で、理解が難しいお子さんには
ハイタッチや握手や抱きしめること~スキンシップでも可能
その子に心地よいと思えることを知っておくことが大事と言われました。
トークンは目標とする行動が定着するまで最低でも2ヶ月は続けないといけない。というようなことの補足もありました。
お菓子などをご褒美として使う時は
必ず言葉を添えて(ほめる言葉)いくとよい・・・ということでした。
私が感じた印象ですが(思いっきり主観ですのでスルーよろしくw)
私の受けたのが肥前式で・・・こちらは言葉の理解が難しいお子さんにも幅広く展開されていて
今回の講演でお聞きしたのは比較的~言語に遅れのないお子さんに向いておられるのかな?といった印象でした。
肥前式はトークンシステムを使って2~3ヶ月で目標行動を定着させるところを狙いとしています。
親が子どもを客観的に観察する視点になれるように
記録を取ることを前提に進めていきます。
親と子どもが約束をしてからというのは同じなので
両者の違いを、もしかしたら私が勘違いしているのかもしれませんが
肥前式は、トークンシステムを使う・・・同じ親と子どもの約束(契約)ですが
目でみてわかるものを双方が見て、意識できるといった点にも違いがあるように感じます。
と自分の経験と照らし合わせてお聞きしていたので、なかなか面白かったです

講師の先生が「構造化のことはもう詳しいでしょうから」とボソっと言われて
その当りの話は端折られたので
そこも大事なんだけどなぁ~と
もう来年度は招待されないでしょうが(笑)思った次第です

帰り際・・・在園児の保護者さんに
「ブログ見てます!」とお声をかけていただき
とても励みに感じました

Agとは入れ違いですが、園選びの際の一情報としてを読んでいただいていたようで

ありがたいことですねぇ~
理解力のある方には、ほんとうに私が言いたいことが通じておられるのだと思うと
私の説明能力や文章力の稚拙さも
頑張れば届くんだと感じさせられました

しかも旦那さまが、うちの旦那と仕事関係でお知り合いだったようで
世の中の狭さ・・・そして我が家の良縁の引きの良さ?(笑)
そんなものを感じ、ほっこりさせていただく出来事でした

私のパワースポットは、やはりT園なのかもしれませんねっ

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