「三沢厚彦 ANIMALS 08 in YOKOHAMA」@そごう美術館
個性的な動物の彫刻を作っている三沢厚彦の展覧会が11/16まで横浜そごう美術館で開催されている。サイズはリアルなのに、造形はマンガチックで、思わず笑みが浮かぶようなアニマルたち。使う材木は樟(くすのき)で、別に一木彫ってわけではない。一木彫だったら巨大はゾウなどやたら造れなくなってしまう。ノミの彫り跡を残しているので、ツルツルではなく、ザラザラしていて動物の体毛の雰囲気が感じられる。ちっこいヤモリやカエルから、イヌ、ネコ、サル、ウサギときて、巨大なクマ、ライオン、ゾウ、キリン、ワニまでいろいろな動物が、童話の本から抜け出してきたようなお茶目な顔をして佇んでいる。顔つきは怖くはないが、でかいクマやライオンがこの大きさで実際に暴れ出したらひとたまりもないなぁと思わせるに十分な迫力がある。三沢氏のアトリエも再現されていて、棚にはちっこい人形風な彫刻が並び、壁には動物の絵が貼り付けられて、床にはチビ動物たちが勢ぞろい。まるで子供部屋みたいな雰囲気でなごむ。
個性的な動物の彫刻を作っている三沢厚彦の展覧会が11/16まで横浜そごう美術館で開催されている。サイズはリアルなのに、造形はマンガチックで、思わず笑みが浮かぶようなアニマルたち。使う材木は樟(くすのき)で、別に一木彫ってわけではない。一木彫だったら巨大はゾウなどやたら造れなくなってしまう。ノミの彫り跡を残しているので、ツルツルではなく、ザラザラしていて動物の体毛の雰囲気が感じられる。ちっこいヤモリやカエルから、イヌ、ネコ、サル、ウサギときて、巨大なクマ、ライオン、ゾウ、キリン、ワニまでいろいろな動物が、童話の本から抜け出してきたようなお茶目な顔をして佇んでいる。顔つきは怖くはないが、でかいクマやライオンがこの大きさで実際に暴れ出したらひとたまりもないなぁと思わせるに十分な迫力がある。三沢氏のアトリエも再現されていて、棚にはちっこい人形風な彫刻が並び、壁には動物の絵が貼り付けられて、床にはチビ動物たちが勢ぞろい。まるで子供部屋みたいな雰囲気でなごむ。