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ピエール・ルメートル「僕が死んだあの森」(文春文庫)2021年
フランスのある村の物語。母と二人で暮らしている12歳のアントワーヌ少年。なにげない日々の営みに溶け込んでいた少年だが、ある日、殺人事件が起こる。ここから先、少年と周囲の人々の人生がガラリと変わる。そこまでは何だかパッと冴えない小説だなぁなんて思いながら読んでいたのに、突然先が気になって気になってしかたなくなる。この少年はどうなるんだ、母はどうなるんだ、隣人たちはどうなるんだ、物理的に精神的に追い詰められる犯人の動揺がずっしりとこびりついたまま最後のページまで不安な読書が終わらない。
フランスのある村の物語。母と二人で暮らしている12歳のアントワーヌ少年。なにげない日々の営みに溶け込んでいた少年だが、ある日、殺人事件が起こる。ここから先、少年と周囲の人々の人生がガラリと変わる。そこまでは何だかパッと冴えない小説だなぁなんて思いながら読んでいたのに、突然先が気になって気になってしかたなくなる。この少年はどうなるんだ、母はどうなるんだ、隣人たちはどうなるんだ、物理的に精神的に追い詰められる犯人の動揺がずっしりとこびりついたまま最後のページまで不安な読書が終わらない。
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