「日常 場違い Everyday life Another space」@神奈川県民ホールギャラリー
山下公園前の県民ホールに変な展覧会を見に行ってきた。広い空間に、雨宮 庸介、泉 太郎、木村 太陽、久保田 弘成、佐藤 恵子、藤堂 良門の6作家が場違いでお門違いな勘違い作品を展開していた。
泉 太郎氏は、あちこちでよく、しょーもない場違いな作品を拝見しているので、違和感なく場違いな気分になれる。
雨宮 庸介氏の《わたしたち》というロッカールームをイメージしたへんてこな作品も無性に場違いであった。観客も不思議なロッカールームに入り込んで、そこで起こる場違いな出来事を見ることになる。
木村 太陽氏も、相当に場違いな人である。ダンボールのトンネルを匍匐前進しながら、あんぽんたんなビデオを見るという《巣穴/Der Bau》という情けない作品などは、観客まで体を張って場違いな気分を味わうってしまう。レコードの上で蛸回すな! その脇には《Sleepwalkers/Positivity》というエロい作品が佇んでいる。観客が勝手に想像してエロがってしまうというだけのことでもあるが、やっぱりエロい。そして「あなたの夢はなに?」というアンケートに答える《アンケート》という作品は悲しい。いや、とっても悲しい。こんな悲しい結末が待っていようとはオチャカチャマでもキガツクメイ。
そして屋外では、久保田 弘成氏の《Berlin Hitoritabi》という、タイトルから想像もつかない場違いなパフォーマンスが繰り広げられた。場違いな演歌が流れ、うなる回転モーターの音のやかましい中、東ドイツの名車トラバントがぐるぐる回る。意味もなくただただ回る。回す理由はわからない。ただ迫力はけっこうある。
この展覧会は1月23日まで開催している。
山下公園前の県民ホールに変な展覧会を見に行ってきた。広い空間に、雨宮 庸介、泉 太郎、木村 太陽、久保田 弘成、佐藤 恵子、藤堂 良門の6作家が場違いでお門違いな勘違い作品を展開していた。
泉 太郎氏は、あちこちでよく、しょーもない場違いな作品を拝見しているので、違和感なく場違いな気分になれる。
雨宮 庸介氏の《わたしたち》というロッカールームをイメージしたへんてこな作品も無性に場違いであった。観客も不思議なロッカールームに入り込んで、そこで起こる場違いな出来事を見ることになる。
木村 太陽氏も、相当に場違いな人である。ダンボールのトンネルを匍匐前進しながら、あんぽんたんなビデオを見るという《巣穴/Der Bau》という情けない作品などは、観客まで体を張って場違いな気分を味わうってしまう。レコードの上で蛸回すな! その脇には《Sleepwalkers/Positivity》というエロい作品が佇んでいる。観客が勝手に想像してエロがってしまうというだけのことでもあるが、やっぱりエロい。そして「あなたの夢はなに?」というアンケートに答える《アンケート》という作品は悲しい。いや、とっても悲しい。こんな悲しい結末が待っていようとはオチャカチャマでもキガツクメイ。
そして屋外では、久保田 弘成氏の《Berlin Hitoritabi》という、タイトルから想像もつかない場違いなパフォーマンスが繰り広げられた。場違いな演歌が流れ、うなる回転モーターの音のやかましい中、東ドイツの名車トラバントがぐるぐる回る。意味もなくただただ回る。回す理由はわからない。ただ迫力はけっこうある。
この展覧会は1月23日まで開催している。
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