2019年に見た美術展のベストテン(^o^;)
全22本。ハシゴしたりちょいと覗いた画廊・ギャラリーなどは列記困難なので含めてない。
(01)「国宝 東寺ー空海と仏像曼荼羅」@東京国立博物館
→ 立体曼荼羅15体集合、帝釈天騎象像は写真撮り放題。本場の講堂では並行視線くらいで見るのがせいぜいだが、帝釈天を象の足元から舐めるように見上げる視線はすこぶる新鮮。荘厳でいいよね。降三世明王の後ろ顔も滅多に見られない。
(02)「インポッシブル・アーキテクチャー もうひとつの建築史」@埼玉県立近代美術館
→ 建築されなかった惜しい建物、でも見ればぜんぜん惜しくないのもある。こんな奇抜な建物ができてたらどんだけ凄かっただろうと夢を馳せる展覧会。
(03)「不思議の国のアリス展」@そごう美術館
→ ルイス・キャロルのアリスにまつわる絵や資料などを展示。昔から知っている不思議空間とトランプの兵隊やら卵野郎やらチェシャ猫やら変なやつらが続々出て来るワンダーランドを改めて見る。
(04)「新・北斎展 HOKUSAI UPDATED」@森アーツセンターギャラリー
→ 島根県立美術館所蔵の永田コレクション北斎がいっぱい。総数480点が4期に分かれて出たり入ったり。多すぎるわ。
(05)「奇想の系譜展」@東京都美術館
→ 辻惟雄氏の書籍「奇想の系譜」を中心に8作家の作品を展示。「奇想の系譜」は文庫を持っているので、本に合わせて観るよい機会だった。
(06)「コートールド美術館展 魅惑の印象派」@東京都美術館
→ マネの《フォリー=ベルジェールのバー》がロンドンから。まじまじと見てわかったことは、女性店員はふたりいるに違いない。
(07)「におい展」@マークイズみなとみらい5F
→ 美術展ではないが、シュールストレミング、ドリアン、くさやなどの有名なクサさを体感できる。フェロモン臭やら加齢臭やらお馴染みのヤツまでいろいろあって鼻が直角に曲がった。
(08)「フェルメール展」@上野の森美術館
→ 9点が来日した東京展には昨年行ったが、《取り持ち女》が来たので再訪した。《取り持ち女》はデカかった。大阪展には行かず仕舞い。
(09)「工事中!~立ち入り禁止!?重機の現場」@日本科学未来館
→ 大きな工作機械が立ち並ぶ工事現場みたいな展覧会。マニアが耳からよだれ垂らしそうな重機展。全身銀色の油圧ショベル ユンボY-35がかっこいい。
(10)「ヒグチユウコ展 CIRCUS」@佐野美術館
→ キモカワイイ妙なキャラクター目白押し。ギュスターヴくんやひとつめちゃんは知っていたけれど、アノマロは知らなかった。
(11)「金魚絵師 深堀隆介展 平成しんちう屋~行商編~」@佐野美術館
→ 立体風な金魚絵のリアリズム。樽やら番傘やら机の引き出しやらタンスやらの中を泳ぐ金魚の姿、なんて新鮮な風景なのでしょう!
(12)「塩田千春展 魂がふるえる」@森美術館
→ 赤い糸や黒い糸、焦げたピアノ、不気味な静寂。なんか赤い糸が毛細血管みたいにわっさわっさたむろしていた個展。
(13)「クリムト展 ウィーンと日本1900」@東京都美術館
→ 没後100年《ユディトI》ほかクリムト50点来日。生涯未婚のまま14人の子供がいたというクリムトの人生に驚愕。
(14)「奇跡の芸術都市 バルセロナ展」@静岡市美術館
→ 城壁に囲まれていたバルセロナが都市計画によってどのように近代都市へと変貌を遂げたのかを、ガウディ、ピカソ、ミロ、ダリその他さまざまなアーティストの作品で辿る展覧会。
(15)「ブダペスト ヨーロッパとハンガリーの美術400年」@国立新美術館
→ 数十年ぶりに再会したシニェイ・メルシェ・パール 《紫のドレスの婦人》が目玉。彩りがキレイ。
(16)「オランジュリー美術館コレクション」@横浜美術館
→ 並み居る大御所アーティストを差し置いて、アンリ・ルソー《人形を持つ子ども》の違和感に釘付け。わざとだろ!って思っちゃう。
(17)「シュルレアリスムとダリ~幻想と驚異の超現実~」@諸橋近代美術館
→ 開館20周年記念展。遠いので20年で3度目の訪問。中世の馬小屋をイメージした美術館。外観を見ているだけで日本じゃない気分になれる。
(18)「30周年記念 Meet the Collection―アートと人と、美術館」@横浜美術館
→ 束芋などヨコトリ出品作品も含めて全展示室を使ってコレクションの中から300点以上を展示する横浜美術館の収蔵品展。
(19)「ゴッホ展」@上野の森美術館
→ 糸杉を中心に、絵の具ゴテゴテ盛り盛りになる前の、ゴッホらしくない頃のゴッホも見られる。
(20)「小倉遊亀と院展の画家たち」@静岡市美術館
→ 滋賀県立近代美術館の名品。
(21) 河鍋暁斎記念美術館
→ 西川口の小さな美術館に2度目の遠征。
(22) 半蔵門ミュージアム
→ 真如苑の運慶作:大日如来などを常設展示する小柄な美術館。
全22本。ハシゴしたりちょいと覗いた画廊・ギャラリーなどは列記困難なので含めてない。
(01)「国宝 東寺ー空海と仏像曼荼羅」@東京国立博物館
→ 立体曼荼羅15体集合、帝釈天騎象像は写真撮り放題。本場の講堂では並行視線くらいで見るのがせいぜいだが、帝釈天を象の足元から舐めるように見上げる視線はすこぶる新鮮。荘厳でいいよね。降三世明王の後ろ顔も滅多に見られない。
(02)「インポッシブル・アーキテクチャー もうひとつの建築史」@埼玉県立近代美術館
→ 建築されなかった惜しい建物、でも見ればぜんぜん惜しくないのもある。こんな奇抜な建物ができてたらどんだけ凄かっただろうと夢を馳せる展覧会。
(03)「不思議の国のアリス展」@そごう美術館
→ ルイス・キャロルのアリスにまつわる絵や資料などを展示。昔から知っている不思議空間とトランプの兵隊やら卵野郎やらチェシャ猫やら変なやつらが続々出て来るワンダーランドを改めて見る。
(04)「新・北斎展 HOKUSAI UPDATED」@森アーツセンターギャラリー
→ 島根県立美術館所蔵の永田コレクション北斎がいっぱい。総数480点が4期に分かれて出たり入ったり。多すぎるわ。
(05)「奇想の系譜展」@東京都美術館
→ 辻惟雄氏の書籍「奇想の系譜」を中心に8作家の作品を展示。「奇想の系譜」は文庫を持っているので、本に合わせて観るよい機会だった。
(06)「コートールド美術館展 魅惑の印象派」@東京都美術館
→ マネの《フォリー=ベルジェールのバー》がロンドンから。まじまじと見てわかったことは、女性店員はふたりいるに違いない。
(07)「におい展」@マークイズみなとみらい5F
→ 美術展ではないが、シュールストレミング、ドリアン、くさやなどの有名なクサさを体感できる。フェロモン臭やら加齢臭やらお馴染みのヤツまでいろいろあって鼻が直角に曲がった。
(08)「フェルメール展」@上野の森美術館
→ 9点が来日した東京展には昨年行ったが、《取り持ち女》が来たので再訪した。《取り持ち女》はデカかった。大阪展には行かず仕舞い。
(09)「工事中!~立ち入り禁止!?重機の現場」@日本科学未来館
→ 大きな工作機械が立ち並ぶ工事現場みたいな展覧会。マニアが耳からよだれ垂らしそうな重機展。全身銀色の油圧ショベル ユンボY-35がかっこいい。
(10)「ヒグチユウコ展 CIRCUS」@佐野美術館
→ キモカワイイ妙なキャラクター目白押し。ギュスターヴくんやひとつめちゃんは知っていたけれど、アノマロは知らなかった。
(11)「金魚絵師 深堀隆介展 平成しんちう屋~行商編~」@佐野美術館
→ 立体風な金魚絵のリアリズム。樽やら番傘やら机の引き出しやらタンスやらの中を泳ぐ金魚の姿、なんて新鮮な風景なのでしょう!
(12)「塩田千春展 魂がふるえる」@森美術館
→ 赤い糸や黒い糸、焦げたピアノ、不気味な静寂。なんか赤い糸が毛細血管みたいにわっさわっさたむろしていた個展。
(13)「クリムト展 ウィーンと日本1900」@東京都美術館
→ 没後100年《ユディトI》ほかクリムト50点来日。生涯未婚のまま14人の子供がいたというクリムトの人生に驚愕。
(14)「奇跡の芸術都市 バルセロナ展」@静岡市美術館
→ 城壁に囲まれていたバルセロナが都市計画によってどのように近代都市へと変貌を遂げたのかを、ガウディ、ピカソ、ミロ、ダリその他さまざまなアーティストの作品で辿る展覧会。
(15)「ブダペスト ヨーロッパとハンガリーの美術400年」@国立新美術館
→ 数十年ぶりに再会したシニェイ・メルシェ・パール 《紫のドレスの婦人》が目玉。彩りがキレイ。
(16)「オランジュリー美術館コレクション」@横浜美術館
→ 並み居る大御所アーティストを差し置いて、アンリ・ルソー《人形を持つ子ども》の違和感に釘付け。わざとだろ!って思っちゃう。
(17)「シュルレアリスムとダリ~幻想と驚異の超現実~」@諸橋近代美術館
→ 開館20周年記念展。遠いので20年で3度目の訪問。中世の馬小屋をイメージした美術館。外観を見ているだけで日本じゃない気分になれる。
(18)「30周年記念 Meet the Collection―アートと人と、美術館」@横浜美術館
→ 束芋などヨコトリ出品作品も含めて全展示室を使ってコレクションの中から300点以上を展示する横浜美術館の収蔵品展。
(19)「ゴッホ展」@上野の森美術館
→ 糸杉を中心に、絵の具ゴテゴテ盛り盛りになる前の、ゴッホらしくない頃のゴッホも見られる。
(20)「小倉遊亀と院展の画家たち」@静岡市美術館
→ 滋賀県立近代美術館の名品。
(21) 河鍋暁斎記念美術館
→ 西川口の小さな美術館に2度目の遠征。
(22) 半蔵門ミュージアム
→ 真如苑の運慶作:大日如来などを常設展示する小柄な美術館。
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