詩: めぐり道 裸心全通(RasinToru) 2013-03-08 13:12:56 | 詩 詩: めぐり道 いくつもの季節のめぐり変わり 今年も 師走に入り こんもりとした 冬の暗さを思い出と共に抱き 体の温もりを感じながら 落ち着きに変えていく 冬の朝 水辺のほとりで 白い鳥に出合った新鮮さを 吐き出す白い息と 口元にかざした毛糸の手袋の先の水滴が 朝もやの揺らぎの中で キラキラと 小さな朝日の輝きたちをキャッチボールしながら 過去は薄く白く淡い思い出となっていく やがて 暖かい日差しとともに 芽吹く いくつもの 新しい 出会いがはじまる 裸心全通(らしんとおる) 人気ブログランキングへ ↓