詩集 裸心全通(らしんとおる):羅針全通:Rasin Toru  

現在、羅針全通(らしんとおる)となりました。「愛のある詩」を、「愛の詩」を創作しています。

エピソード: 平和の架け橋 裸心全通(Rasin Toru)

2013-11-11 00:37:09 | 
エピソード: 平和の架け橋



わたくしの2人の娘が小学生のころの話しです。
小学校の野外授業で使用していました近くの田んぼ
の、かかしに、年下の娘が、麦藁帽子を被せたまま
家に戻ったようで、それから何日も経って、お姉さんの
大事にしていた白いスカーフが、その麦わら帽子に
巻きつけられていたことが、とてもおとなしい
年下の娘に聞いて、その様子がわかり、創作した詩です。
娘のやさしい気持ちが伝われば
とても嬉しく思います。


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「麦藁帽子の女の子」:やさしい女の子の詩

 ある日
 田んぼにかかし
 ある日
 田んぼにかかしが
 あった
 ほんとうは
 すずめさん
 おしゃべりをしているんだ
 君にも わかるよ

 今朝は 小学校の野外授業
 その女の子が来たんだ
 野外授業が終わる頃
 女の子は、自分が被っていた
 麦藁帽子を
 そっと 地面に置いていた
 先生が みんなの前で
 この帽子忘れた人は だあれ
 と 言った
 女の子 は ねえ
 黙っていたんだ
 すると 先生は ・
 近くにあった かかしさん に
 その帽子を かぶせたのさ
 ある日
 田んぼにかかし
 ある日
 田んぼにかかしが
 あった
 ほんとうは
 すずめさん
 おしゃべりをしているんだ
 君にも わかるよ



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 その後、年上の娘が大事にしていた白いスカーフは
 泣き出した娘を家に待たせて、すぐに、車で
 そのかかしの場所へ行き、取って来ました。
 麦わら帽子は、娘の大事な「かかしさん」に
 そのまま被せておきました。

11月11日、今日は、その娘の誕生日

娘たちの詩が、世界平和のためのひとつの

きっかけと なります ように ・・・・

愛と光を 込めて ・・・
 
 
 
 
 
裸心全通(Rasin Toru)






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