Re:Start ~それでもまた歩き出す~

鬱持ちのアラフォーが、日々の生活を綴ります。
いつかまた家族と暮らせる日を夢見て…

ドラマ「アンメット」第1話

2024-04-18 19:05:12 | 日記

こんばんは、cathyです。

 

今日は休みだったので、録画していたドラマ

「アンメット -ある脳外科医の日記-」

第1話を見ました。

風間俊介さんを目当てに録画したのですが(笑)、

内容が想像以上に良かったです。

 

杉咲花さん演じるミヤビ先生、若葉竜也さん演じる三瓶先生、それぞれの演技がすごく良くて惹き付けられました。オーバーになりすぎず、淡々とした語り口ながら、そこに込められた心情がすごく伝わってきました。

 

中でも、心に刺さった台詞がありました。

三瓶先生が、ミヤビ先生に対して問いかけた言葉。

「川内先生、あなたは障がいのある人は人生を諦めてただ生きてればいいと思ってるんですか?」

ミヤビ先生、この言葉を聞いて涙します。

そしてこのシーンを見ていたcathyも、涙が出ました。

でも、このふたつの涙の意味は、おそらく全然違う。

 

ミヤビ先生とは障害の種類も背景もまったく違うので、比べて語ること自体おこがましいのですが、cathyはもう、人生を半分諦めています。

この先もう幸せになることもないだろう。なる権利もない。

夢をもつことも、ましてそれを叶えることも、きっとない。

ただ淡々と、日々を過ごしています。

なのになぜ、あの台詞を聞いて涙が出たんだろう。

ミヤビ先生は、三瓶先生の言葉をきっかけに、それまでの諦めから、医療に向き合う覚悟をもった一歩を踏み出しました。

でも、cathyにはそんな覚悟もなければ、踏み出す世界も持っていません。

おそらく、この先も。

もしかしたら、そのことをあらためて突きつけられたような気がして、絶望感から出た涙なのかもしれません。

涙しながらも、それを前向きな力に変えたミヤビ先生。

一方で、ネガティブにうつむくことしかできないcathy。

やっぱり全然違いますね。

 

このドラマ、第2話以降も見てみたいと思います。

ミヤビ先生のこれからも気になるし、三瓶先生をはじめとした人間関係も、なにやら複雑そうでこれまた気になります。

それに、今回のようにまた心に刺さる台詞に出会えるかもしれませんしね。

 

あ、そうそう、最初の目的だった風間俊介さんの演技、やはり素晴らしく良かったです。

愛する人の変化に戸惑い、迷い、苦悩し、それでも寄り添おうとしていく過程を見事に演じておられました。

いろんな意味で、見て良かったドラマでした。

 

では、また。