しかし今年起きた事を考えると別に優秀な人物が国のトップにならなくても無能な人間がトップにさえならなければ、その国は思ったほど悪くはならないようだ。
しかしロシア軍は今回の敗北で指揮系統が崩壊しているという話が出てきている。考えてみれば当然だ。今のロシア軍は4種類の軍人がいる。それは「元からいる軍人」と「無理矢理集められた軍人」と「傭兵」に「外国人部隊」だ。このうち「元からいた軍人」達は今回の戦争の初期に多くの犠牲を払って数は少なくなったはずである。「傭兵」も初期から戦場で暗躍していたはずだが臨時雇いが増えて質は相当落ちているはずである。「外国人部隊」も同様だが活動している場所が意外に限られているのではなかろうか。マウリポリとかの激戦地では活動していたが、逆に緊迫した戦場以外に駐屯する事はあんまり無いと思う。そして「無理矢理集められた軍人」は最初から烏合の衆である。このバラバラの集団が同じロシア軍という軍隊で活動しているのだが勝っている時は統制が取れても負けが込んでくれば途端に崩壊するわけで圧倒的に数の多い「無理矢理集められた軍人」がバラバラに逃げ出したら収拾がつかないのである。これはもうプーチンに勝ち目は無いのだが何時までやるのかねえ?もっともこの戦争が終わった時にはもう政治の表舞台からプーチンは去らざる得なくなるだろうが。
無能といえばこの男も無能である。菅政権を叩き潰した直後は勇ましい事を言っていた割には何もできないという現実。ここまで駄目だとは思わなかった。しかも長年岸田にとって重荷だったはずの安倍晋三が死んでこの体たらく。前のブログで将来の総理候補と書いてその通り総理大臣になったが、まさかここまで失望させられるほど駄目な政治家だとは思わなかった。国葬は安倍晋三の葬式では無く日本を葬る葬式になりそうだ。
ロシアにとってはここが最大の止め時だろう。モディ首相のこの一言は恐らく最大の助け舟ではなかろうか。EUに対してもアメリカに対しても中立の立場で停戦を呼びかける事ができる唯一の人物はこの人しかいないかもしれない。でもプーチンはこのチャンスも生かし切れなそうだなあ。
どう考えても大阪桐蔭の松尾だろう。捕手をどうにかしないとどうにもならないと思うが。
という事で、また明日。