怪しい話を相変わらず書いてます。AutoPageで2004年10月から、2022年8月gooブログに移行。
怪文書ブログ



 ランキング上は政府の責任が重いけど一番の問題は「報道の質」なんじゃないの?

日本「報道の自由度ランキング」70位 ハンガリーやコンゴ共和国より低い理由は?

 記事にもあるけれどもランキングを下げている要因が法的枠組み指標と安全指標での評価がランクダウンしている。法的枠組みは法律で報道の自由が規制されたり司法なり警察なりが報道の自由を侵害したりするケース、安全指標ではジャーナリストに危害を加えたりするケースのようだが、これだけ見ると政府が一番悪い、という事になるのだろうが昔はそういう状況でも戦うジャーナリストはいた。今はそういうジャーナリストは煙たがられている。じゃあ煙たがっている方のジャーナリストがちゃんと仕事をしているのかという話になるとそうは思えない。そこが変わらないと何も変わらない気がするのだが。



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 自民党政権は安倍晋三以来、政権にしがみ付く事が政治になってしまった。

泉房穂氏「ないのはお金ではなく、やる気と知恵」岸田政権の子育て支援策を「しょぼい」

 アベノミクスにしても政策らしい政策はロクに無かった。仕事をしたのは日銀であって政府は結局何もしなかったわけで、成長戦略と口では言っていたが明確に何をやったか説明できる人間はいないんじゃなかろうか。代わりに安倍晋三がやったのは選挙に負けないために要所要所に金を配る仕事だけはやっていた。それが俗に「モリカケ・スパコン」と呼ばれる一連の事件や桜を見る会なんかもそれであるのだが、票に結びつかないところには安倍政権もその次の菅政権も冷淡であり、自然災害にもマトモな対応をせず、極めつけはコロナで一番致死率の高かったデルタ株が蔓延する中でのオリンピックである。この二つの政権で自民党の政治は「今ある政治課題に対応する政治」から「自分のやりたい事だけやる政治」になってしまった。だから岸田政権になって安倍晋三が死んだ後で目の前の政治課題の積み残しが問題になったら何もできないのだ。そもそも面倒くさい問題は見なかった事にして先延ばしにする政治しかしてこなかったのだから自民党が今駄目なのは当然である。その状況に警鐘を鳴らしてこなかったメディアも最悪だが、それは次に書くか。



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 バイデンも自分がこの立場になるとは思っていなかったのではなかろうか。

UCLAで警察が抗議者排除 「秩序維持が必要」とバイデン米大統領

 ベトナム戦争の時に当時の政権に対して戦争を止めさせるために戦っていた立場だったバイデンが今やイスラエルの泥沼の戦争に巻き込まれて身動きが取れなくなっている。人権のために戦っていたのにロヒンギャの問題で身動きが取れなくなったスーチーといい今回のバイデンといい、因果は巡る何とやら、というヤツでバイデンもこういう立場に立たされるとは思っていなかったであろう。とはいえ、警察が抗議者の排除をした事は理解しても州兵が出て来るケースは認めない立場を示したのはバイデンなりのささやかな抵抗だろう。しかしバイデンからしたら羨ましいだろうなあ。

米上院議員サンダース氏、米の盲目的な対イスラエル支持を批判

 バイデンも大統領では無くて上院議員ならこれを言えたのになあ。もっともサンダースも大統領だったらこれを言えたか?微妙だなあ。



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 今に始まった話じゃ無い。

岸田総理が考える、「史上最低の総裁再選戦略」...「支持率が上がらないなら、ライバルを蹴落とせばいいじゃない」

 再選戦略も何も最初にそれをやったのは安倍晋三で石破を追い落とすために「桜を見る会」で不正をやって石破票を奪った事が後々問題になったわけで、それに比べたら岸田の方は結構強烈なやり方で裏金問題で派閥を破壊し組織として特定の議員を応援しにくい環境を作ってしまった。石破を担ぐ議員は少ないだろうから総裁選に出てくるかどうか微妙だが完全に潰された、いや自分で自滅したのは河野太郎だろう。マイナンバーの問題で国民の支持は得られないだろうから沢入の芽は無い。安倍晋三も次の総裁候補になりそうな議員は潰してきたが岸田もこれを見習ったのだろう。むしろ岸田の方がやり方が酷い。だがそれは自民党政治そのものを終わらせる事になるんじゃなかろうか。その方が面白いが。



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