583系は1967年に登場し(1967年登場の形式は581系)、現在はJR東日本に12両、JR西日本に40両の合計52両が在籍しています。そのJR東日本所属車のうち秋田車両センターに配置されている583系1編成(6連)が今年の3月をもって引退し、廃車されることとなりました。
583系は座席と寝台を兼ね備えた珍しい車両であり、その目的は以下のような問題を解決することにありました。
・特急列車の相次ぐ増発による車両不足
・通勤型電車の増加により地上設備が不足(特に運転を行わない深夜帯の車両基地の容量不足)
これらの問題を従来通りの方法で解決するには莫大な費用が必要となります。そこで費用を抑える方法として、昼夜兼行で運用に充当でき、通勤電車が出払った日中に車内整備が行える車両として581系・583系が開発されました。
登場当初こそはその機能性を発揮した581系・583系でしたが、座席←→寝台への転換にかなりの時間を要すること、寝台を3段としたことで1段あたりのスペースが狭小であったことなどから、製造は434両に留まりました。
寝台ではありませんでしたが、583系には1度だけJR西日本所属車に乗車したことがあります。ズッシリと走りだす雰囲気は、乗り鉄ならずとも特急列車らしい重厚感を感じました。外観やオリジナルカラーも個人的には好みなので、今後も可能な限り、存続してもらいたいです。
583系は座席と寝台を兼ね備えた珍しい車両であり、その目的は以下のような問題を解決することにありました。
・特急列車の相次ぐ増発による車両不足
・通勤型電車の増加により地上設備が不足(特に運転を行わない深夜帯の車両基地の容量不足)
これらの問題を従来通りの方法で解決するには莫大な費用が必要となります。そこで費用を抑える方法として、昼夜兼行で運用に充当でき、通勤電車が出払った日中に車内整備が行える車両として581系・583系が開発されました。
登場当初こそはその機能性を発揮した581系・583系でしたが、座席←→寝台への転換にかなりの時間を要すること、寝台を3段としたことで1段あたりのスペースが狭小であったことなどから、製造は434両に留まりました。
寝台ではありませんでしたが、583系には1度だけJR西日本所属車に乗車したことがあります。ズッシリと走りだす雰囲気は、乗り鉄ならずとも特急列車らしい重厚感を感じました。外観やオリジナルカラーも個人的には好みなので、今後も可能な限り、存続してもらいたいです。