多くのかたが自分の家は「構造計算」されている、と思っているかもしれません。
建築確認申請済証と完了検査証と「構造計算」されているかどうか、は別ものです。
えっ?だって役所がOKだっていっているんだから当然計算みたいなのしてるんじゃないの?
耐震等級がどうのって確か言ってたハズだし?
日本の木造2階建までの住宅にはこんな特例があるんです。
属に「四号特例」とよばれています。
木造2階建ては建築基準法のなかでは「四号建築物」と呼ばれていて、
この四号建築物については建築基準法の「第六条の三」の規定のなかで定められています。
「第六条一項第四号に該当する建築物(500平方メートル以下、2階建て以下の木造建築物等)で、
建築士(一級、二級、木造)の設計したものについては、構造設計に関する部分他について、
設計者の技術水準を勘案し、建築主事の審査を要しない」
笑 つまるところ
「木造二階建てに関して建築確認審査では、壁量規定のチェックはしない」ということなんですって。
えっ?!じゃぁ誰もチェックしないの???
結論からいうと「しません」
そんなーーーっ、それで大丈夫なの?
大丈夫じゃありません。
過去には某有名分譲住宅会社が壁量規定を満たしていない住宅を販売していた、
というニュースもありました。
でも、現実はとにかく、現状の法律のなかでは、2階建て木造住宅は、
①構造計算をしなくていい
②その代わり壁の枚数ぐらいは数えておきなさいね
③でも確認検査ではチェックしないから自分で確認しなさいよ
ということになっています。
なので、一棟一棟「構造計算」をする家を、さくら工房ではおすすめしています。
構造計算書はTOP画像のひと昔前の電話帳のような厚さです。
中身なこんな感じ。
ちゃんと計算したぜ!ということですね 笑
そもそも今回の建物は木造三階建てなので先の「四号特例」はつかえませんが。
今回は「狭小」「木造三階建て」「ビルトインガレージ」がキーワード。
これを駅徒歩5分の好立地に実現しようとしています。
コロナに負けるな!がんばろうニッポン!
宮城・仙台のリフォーム・耐震構法・SE構法の家は さくら工房㈱
公式HP 施工例ぞくぞく https://www.reform-sakurakobo.com/
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