間もなく新国立競技場が完成します。
コンペの段階でザハさんの案がいったん決定したのに、
すったもんだ?の末、隈研吾さんの案に変更。
結果「木」を主体とさスタジアムとなりました。
隈研吾さんについては、わざわざ語るまでもないでしょう。
今朝の日経に「木造建築について」のコラムが掲載されていました。
コンクリートから木へ。
もちろんコンクリートが悪いわけでもないし、必要でもありますね。
車じゃないけれど、建築もハイブリットの時代だね、でも木が主体がいいね、という感じのお話しに感じました。
新国立も一度は見てみたいと思います。
さてさて。
建築は国や地域、文化によってほんとうにさまざまですよね。
先日、おつきあいのある問屋さんの研修旅行で訪問したカンボジアでは
こんな高床式の木造住宅が一般的だとか。
こんな細い柱で大丈夫なの?!
地震こないの???
と聞いたところ、地震はほぼゼロなんだそう。
それよりも洪水が頻発するので、とにかく高床が一般的。
洪水前提だそうです。
地震がなにとはいっても、いやはや不安なつくり(苦笑)
そして、TVや雑誌でしか見たことのなかったいわゆるアンコール遺跡群。
初実物でした。
こちらは石の文化。
石です、石!
遺跡群というだけあって、遺跡が点在していてとても1~2日では見ることができません。
残念ながら今回はほんとうに有名どころをさらーっとみて終了。
個人的にはせめて1週間、遺跡群を見て回りたかった。
日本には城壁や塀、そと廻り以外、建物で石を使うという文化はほとんどありません。
ご自宅が石造り!というかた、うーん、いませんよね。
まったく違った空間。
同じ地域でも寺院と一般の住宅では、もちろん時代もありますし
建物のありかたはずいぶん変わってきたんですね。
石といえば、ブランスで多くみられる建物も石ですよね。
パリ市内の建物につかわれている石はその地下から掘ったと聞いたことがあります。
こちらも地震がないから、じゃんじゃん地下から掘りだしても大丈夫なんだとか。
面白いですね。
宮城・仙台のリフォーム・耐震構法・SE構法の家は さくら工房㈱
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