日本の建築業界がこれからどうなるのか
ふと心配になることがあります。
いまに始まったことではありませんが、
職人さんたちの高齢化が止まりません。
若い世代は、なりたい職業が
YouTuberというぐらいですから、
当然、現場仕事の人気は推して知るべし、です。
いくらITが進化し、ロボットが組み立て作業をするような世の中になっても、
人の手や勘は大事です。
なくならないと思います。
というか、なくなって欲しくありません。
わたしたちが、温かみのある木の家を望み、作った人の顔が見えるような家がステキだと思う限り、
職人さんたちの技術を継承していかなければならないと感じます。
どうしたら、技術を途絶えさせずに受け継いでいけるのか?
若い世代が現場に入ってきてくれるのか?
もちろん、変わらないといけないことが沢山あることは、
みなわかってもいるんですよね。
ある意味、そこにメスを入れるには、お客様の理解も必要なんですね。
いま、多くの職人さんたちは、いわゆる日当で働いています。
週休2日があたりまえのサラリーマン世界に反して、日曜だけ休みです。
というと語弊がありますが。
仕事がないときは休みになるから、ある限り土曜だって働く、という暗黙の了解があります。
工事の工期工程も、それにならい基本的には日曜だけ休工です。
そうすれば、週休2日より工事は早く進みます。
その分、お客様がお支払いになる工事代金は少なくすむわけです。
これだけデフレと安売り合戦の続く世の中にあって、サラリーマンと同様に週休2日にするから、日当をあげてください、
と言って、はいわかりました!
とはいきませんよね。
たくさん、考えなければならないこと。
解決しなくてはならないことがあります。
一つ一つ、改善しながら、
職人さんの技術をつないでいける業界でありたいものです。
とくに中小零細には厳しいですが 苦笑
残念ながらお亡くなりになった
タイル職人さんのご冥福をお祈りします。
宮城・仙台のリフォーム・耐震構法・SE構法の家は さくら工房㈱
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