岩手人の廃校探訪記

岩手県の懐かしの学校の記憶を貴方へ…
(合併した市町村の表記は閉校当時のものにしています。)

久慈市立木売内小学校

2021-01-07 17:37:01 | 岩手県九戸地区
久慈市立木売内小学校

2017年11月11日訪問

・概要
 久慈市山根町の西部にあった学校.
 山根町の中心部下戸鎖から県道29号を経由し約5㎞,久慈市中心部からは20kmだが道路がよく整備されているためそこまで遠いとは感じない.
 1971年に山根小学校へ統合.
 校舎が現存する.

・ギャラリー
 校舎は木造平屋でモルタル仕上げです.
 閉校後は木売内工房という木工屋さんが利用していたそうですが,近年新しい工房を建てたらしくこちらは利用されていないようです.
 校庭部分は道路改良によって道路になっています.
 
 
 道路(校庭跡)から見た校舎.
 これは翌々年夏に再訪したときの写真です.
 
 
 こちらは正面玄関.
 秋にはご覧のように黄色いじゅうたんが現れます.
 
 
 正面玄関上には木でつくられた校名があります.
 


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2 コメント

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Unknown (ren25iwate)
2024-12-18 17:33:30
コメントありがとうございます。返信が遅くなり申し訳ないです。
貴重なお話をありがとうございます。
山根村もそうですが、北上高地は林業主業の集落が多かったとされており、学校も何故ここにと思うような場所に点在しています。それぞれの集落にあったとはいえ、山奥と積雪も相まって当時の児童は通学には難儀されたことと思います。
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Unknown (Unknown)
2024-10-20 08:23:26
当時は、林業従事者家庭の子供を教育する小学校が、久慈川、長内川の沢筋ごとに、ありました。総て2級僻地指定の学校で、敷地の周辺には2DKの教員住宅が何軒か建っていたものです。お風呂は共同で、飲料水用のカメが置かれ、水道もあったような、無かったような。
教員住宅に住まなかった先生たちは、久慈の町中に部屋を借りてバイクで通勤していました。
この辺りは降雪が年に数回あるかないかという温暖な気候でしたが、春先に南岸低気圧が来ると50センチほどのドカ雪が積もることがありました。
先生が来れなくなると子供たちは自習で大喜び、校庭で雪遊びに明け暮れたものです。
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