警部補を書類送検、懲戒免職=駐在所でわいせつの疑い―広島県警 5月20日16時21分配信 時事通信 勤務する広島市内の駐在所で女性にわいせつ行為をしたとして、広島県警は20日、 特別公務員暴行陵虐容疑 で、広島西署地域課の男性警部補(57)を書類送検し、懲戒免職処分とした。 県警監察官室によると、容疑を認め「大変皆さんにご迷惑をお掛けしました」と話しているという。 書類送検容疑では、警部補は1月12日午後6時ごろ、駐在所で 痴漢の被害申告をした20代の女性から事情を聴いた際、キスをしたり、下半身を触る などした疑い。 同室によると、女性はこの数日前に同署を訪れ、痴漢被害を申告。同署は現場検証などのため女性に駐在所に行くよう指示した。警部補は1月12日に女性と現場検証をした後、駐在所で約4時間にわたり事情を聴いた。 痴漢被害の内容を聞いているうちに欲望を抑え切れなくなった という趣旨の話をしているという。 2月16日に女性が県警本部に「警察官にキスをされた」と電話で相談。4月下旬に県警が警部補を調べたところ、容疑を認めたという。 浜岡保行首席監察官の話 大変申し訳なく深くおわびする。身上把握・指導を強化し、職務倫理教養を充実し、非違事案の絶無を期したい。 |