写真は鉄の檻の中で店舗撤去を阻止する金蘭英さん(60)/看中国より
所は江蘇省揚州市国慶路157号、解体業者から店舗を守るために金蘭英さんと居文珍さんが鉄の檻の中で生活をしている。これは二人が何度か誘拐されそうになったからだ。
12/3午後1時20分、そんな二人に解体業者の雇ったヤクザ達の数十人が消火器や毒ガスを二人に浴びせかけた。二人は檻の中にあるプロパンガスに火をつけて応戦した。火に驚いたヤクザ達はたじろいだが、火が消えると再び消火器・毒ガス攻撃を行う。
消火器の粉末と毒ガスを吹き付けられグッタリする二人
金蘭英さんの顔は強酸によりヤケド、救急車にて人民病院へヤケドは深刻であり、一級看護(特級・一級・二級・三級とある)及び半流動食の状態。
もう一人の居文珍さんは檻の中で店舗を守っている。店は100年続く貴金属店。
金蘭英さんは2008/3/27にも石灰粉の攻撃を受けている。
再開発による暴力的立ち退き行為はかつて日本でも話題になったことがある。しかし、ここまであからさまなやり方はしていないだろう。こんなことをすれば、普通の国では、ヤクザと雇い主の解体業者は逮捕される。しかし、この国では違う。警察は見てみぬフリを決め込み、業者からはワイロが渡される。
救急車は来たが、パトカーは来ていないのが、その証拠。檻の中で生活する異常な状態もおかしい。中国の警察は庶民の味方ではないようだ。
看中国12/14-强拆:户主锁铁笼坚守,被喷毒气(组图)
http://www.secretchina.com/news/274666.html