カクマおよび海外の親愛なるKANERE読者の皆様へ
何よりもまず、KANEREの難民ジャーナリストと、我々の仕事に意味を見出してくれるカクマ難民キャンプ外の支持者の方々の誠意に感謝します。
キャンプ内では、危険な事件が数件報告されたものの、この4ヵ月間はおおむね穏やかでした。 しかし自然災害のような別の現象によって生活が脅かされました。 3月から5月までの豪雨が洪水をもたらし、5人の難民と地元の村の2人が溺死しました。 3月から6月までは雨がたくさん降り、穏やかだったり、寒かったり、暖かかったり、浸水したりしました。天気は異常の通りです。
この号では、スーダン人に対する地域紛争や爆撃、国境での暴力行為に伴うカクマへの新たな難民の流入を取り上げています。アル・シャバーブ反乱軍によるソマリア人に対する暴力的紛争、自爆攻撃、非人道的な犯が起き、何千もの子どもたちと女性が 創設20年目を迎えるダダーブキャンプに追い込まれています。その結果、ダダーブキャンプは今や世界最大の難民キャンプという汚名を着せられています。7月中旬には難民の数が50万人と推定されるまでになったキャンプでは、爆発と誘拐が続発し、命を助ける人道的な活動が麻痺しました。 トゥルカナ郡で石油が発見され、地元の村は新たな希望の夜明けに沸き立っています。 その他の記事もいくつか、掲載しています。そして今年もまたカクマキャンプでは、数千のキャンプ住民が集まって世界難民の日を祝いました。
KANEREはボランテイアベースで運営されていますが、厚意で寄せられる資金が途絶え、カクマから難民の声を届け続けることが難しくなっています。ご承知の通り、ボランティアは無報酬で働いています。それでも我々は、読者のために引き続き出版していかなければと、大きな責任を感じています。報道プロジェクトによって表される役割です。報道事業を担っているのですから。我々は資金がない中で最善を尽くす所存ですが、新聞にとって危機的状況です。KANEREをよりよく理解する方々が難民の声を支持するために一歩前に踏み出してくださるよう、切にお願いします。
幸いにも我々が報道の自由と擁護者のグループから、法的バックアップを得ているのは、ありがたいことです。いつも我々の側に立ってくれるサポーターを求めます。我々はこの先いつも、その信頼に応えなければならないと思っています。
従来の読者並びに最近読み始めてくださっている方々に、KANEREの本号だけでなく過去の号も、インターネット上のアーカイブで探してください。我々はこれまで通り、バランスがとれ、どこにも依存しない、良質な報道に邁進していきます。
KANEREの記事に関する提案も批判的質問、批判そのものも、すべて歓迎します。キャンプの住民や地元の村の皆様、人道支援団体のメンバー、そして海外の読者の皆様、ニュースや情報をどしどしお寄せください。
本稿をお読みいただき、ありがとうございました。
敬具
KANERE編集長
何よりもまず、KANEREの難民ジャーナリストと、我々の仕事に意味を見出してくれるカクマ難民キャンプ外の支持者の方々の誠意に感謝します。
キャンプ内では、危険な事件が数件報告されたものの、この4ヵ月間はおおむね穏やかでした。 しかし自然災害のような別の現象によって生活が脅かされました。 3月から5月までの豪雨が洪水をもたらし、5人の難民と地元の村の2人が溺死しました。 3月から6月までは雨がたくさん降り、穏やかだったり、寒かったり、暖かかったり、浸水したりしました。天気は異常の通りです。
この号では、スーダン人に対する地域紛争や爆撃、国境での暴力行為に伴うカクマへの新たな難民の流入を取り上げています。アル・シャバーブ反乱軍によるソマリア人に対する暴力的紛争、自爆攻撃、非人道的な犯が起き、何千もの子どもたちと女性が 創設20年目を迎えるダダーブキャンプに追い込まれています。その結果、ダダーブキャンプは今や世界最大の難民キャンプという汚名を着せられています。7月中旬には難民の数が50万人と推定されるまでになったキャンプでは、爆発と誘拐が続発し、命を助ける人道的な活動が麻痺しました。 トゥルカナ郡で石油が発見され、地元の村は新たな希望の夜明けに沸き立っています。 その他の記事もいくつか、掲載しています。そして今年もまたカクマキャンプでは、数千のキャンプ住民が集まって世界難民の日を祝いました。
KANEREはボランテイアベースで運営されていますが、厚意で寄せられる資金が途絶え、カクマから難民の声を届け続けることが難しくなっています。ご承知の通り、ボランティアは無報酬で働いています。それでも我々は、読者のために引き続き出版していかなければと、大きな責任を感じています。報道プロジェクトによって表される役割です。報道事業を担っているのですから。我々は資金がない中で最善を尽くす所存ですが、新聞にとって危機的状況です。KANEREをよりよく理解する方々が難民の声を支持するために一歩前に踏み出してくださるよう、切にお願いします。
幸いにも我々が報道の自由と擁護者のグループから、法的バックアップを得ているのは、ありがたいことです。いつも我々の側に立ってくれるサポーターを求めます。我々はこの先いつも、その信頼に応えなければならないと思っています。
従来の読者並びに最近読み始めてくださっている方々に、KANEREの本号だけでなく過去の号も、インターネット上のアーカイブで探してください。我々はこれまで通り、バランスがとれ、どこにも依存しない、良質な報道に邁進していきます。
KANEREの記事に関する提案も批判的質問、批判そのものも、すべて歓迎します。キャンプの住民や地元の村の皆様、人道支援団体のメンバー、そして海外の読者の皆様、ニュースや情報をどしどしお寄せください。
本稿をお読みいただき、ありがとうございました。
敬具
KANERE編集長
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