2008年11月の時点で、カクマ難民キャンプの小学校には約10,400人の生徒、中学校には約800人の生徒がいる。それぞれ、3分の2が男子で、3分の1が女子だ。
現在、小学校14校と中学校2校が運営されている。約250名の教職員は難民とケニア人で構成され、ルーテル世界連盟教育部門のコーディネートで共に働いている . . . 本文を読む
カクマ難民キャンプは、多くのNGOの恩恵を受けている。NGOは人道的活動を包括的に行っていて、難民コミュニティと地元のコミュニティに無料でサービスを提供している。医療施設、食糧配給、教育、職業訓練、カウンセリングなどがその活動として挙げられる。しかしながら、コミュニティに根付いた組織やボランティアのサポートがあると、より効果的に福祉サービスを提供でき、より大きな成功を収められることが分かってきた。 . . . 本文を読む
カクマ難民キャンプには、様々な国から暴力や戦争や危険を逃れて来た数多くの難民が集まっている。難民は、脅威や暴力から解放された平和で安全な場所を求めてケニアにやって来た。しかしカクマ難民キャンプでは、ある程度の平和や安全は提供できているものの、十分なものとは言えない。 . . . 本文を読む
「不正ではなく正義のために戦う」。1952年生まれ、トゥルカナ地方カクマ地域出身のサミュエル・エシアニエン・ロクマクの言葉だ。ロクマク氏は長老であり、仲裁人でもあり、さらに地域住民や難民コミュニティのために警備員として働いている。 . . . 本文を読む
「食料は少し、水のほうが多い」。カクマ難民キャンプで難民が食の問題について語るときによく言う言葉だ。
現在、世界的食糧危機が世界経済に脅威を及ぼしている。しかしカクマで言う食糧危機とは、この世界規模の現象ではなく、難民が日々直面している食の安全の問題を指す。 . . . 本文を読む
2008年12月13日、カクマ水道組合の役員選挙が滞りなく行われた。規約上の満期を迎える前の実施だったが、現在、有償の役員がいないことから選挙の実施が早まった。前会長が辞職を勧告されて以来、モハメッド氏が無償で会長代理を務めてきた。 . . . 本文を読む
あなたは、自分の身には決して起きないと思っていた出来事に遭遇したことはありますか。人ごと、と決め込んでいたような出来事に?
11月の水曜日の夜、長い一日の仕事を終えてルームメートのグレースと寝ているときでした。 . . . 本文を読む
少なくとも1分に1回、こんなことが……と想像してごらん
誰かが神様に命を捧げ
誰かが最愛の人に永遠の愛を誓い
誰かが恋人や夫を別の女に取られるのではと悩み
誰かが陣痛の苦しみと戦い
誰かが地球上で初めて呼吸し
誰かが突然引き金を引いて命を奪い
誰かがもうあなたを愛せないと思い…… . . . 本文を読む